第9回 Okiraku Quiz Rally 『大百足vs大蛇−険道、旧道、裏道ドライブ
コース案内

コースレイアウト図は、最後にあります。
スタート 『群馬県庁』 
県庁としては、日本一の高さを誇ります。 群馬県唯一の高層建築です(笑)
32階が展望フロアになっていますので、興味のある方はどうぞ。 山しか見えませんが・・・(^-^;
また、毎年元旦に行われている「全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)」のスタート&ゴール地点です。

予定していた駐車スペースが送迎者以外駐停車禁止だったため、コマ図S3/1図の通り県庁正面に入り、警備員がいますので、『Uターンします』と伝えて、2つ目のウマが開いている場所でUターンして、スタート地点についてください。
予めスタートの準備を済ませて置き、トリップのセットをしたらすぐにスタートしてください。
県庁を見学する場合は直進し、立体駐車場(2時間まで無料)に入ってください。 
県庁奥の地上駐車場からは利根川側にしか出られませんのでご注意ください。
ODまでは市街地を走るが、コマ図3図先の幹線道路(東部バイパス)の交差点を過ぎれば、流れは良くなる。
OD 適切な場所が無いため、空き店舗の前にODを置いた。コマ図5図に従って、2つ目の信号を過ぎたらすぐに空き店舗前に車を寄せてください。 距離をチェックしたらすぐに再スタートしてください。
ODから1CPまでは、平成の大合併で前橋市になった郊外(旧大胡町、宮城村)を走る。 色々な臭いがするので、しばしご辛抱を!(笑)
1CP 国道353号から県道333号へ分岐した先に1CPを置いた。
県道333号線は、300番台の県道らしい道。 DWR75『ぐんま「みず」ものがたり』で走った利根川左岸を走る県道255号線と同様、私の好きな道です(笑)
大間々の町まで行かずに、国道122号線から新里町方面にショートカットできる道なので、対向車もそこそこあるので注意してください。
2CP わ鐵 『上神梅駅』
足尾鉄道の開業当初からの駅舎で、1912(大正元)年の建造。 2008(平成20)年に、駅舎及びプラットホームが登録有形文化財に登録されている。 何故か傾いた木製の改札が歴史を物語っている。
8図先、渡良瀬川左岸に渡った先にあるのが『貴船神社』 今回はスルーするが、京都の貴船神社の分霊を祀って雨と五穀豊穣を祈ったのがはじまりと言われている神社。
貴船神社の下にあるトンネルを抜けて、県道257号線を走る。 この道も県道255号線に負けない(それ以上かも?)険道ぶりを見せてくれる。 この道をあえて走る車は少ないと思うが、安全運転でお願いします。
わ鐵・水沼駅の対岸辺りで、道幅は広くなる。 この先、渡良瀬川を渡り国道122号線に合流する県道から外れ、更に左岸沿いの道を進む。県道より走りやすい。
わ鐵・中野駅の手前で対岸に渡り、国道122号線を少し走り、わ鐵・神戸駅に向かう。
3CP わ鐵 『神戸駅』
ここも駅舎及びプラットホームが登録有形文化財として登録されており、足尾鉄道の開業当初からの駅。
東武日光線で活躍していた特急「けごん」の車体を利用した食事処「列車のレストラン清流」があり、近くには「富弘美術館」もあり、そこへ行くバスも1時間に1本走っている。
3CP再スタート後すぐ先、渡良瀬川を渡る手前の左手にトンネル跡が見える。 草木ダムにより湖底に沈んだ旧線の「琴平隧道」である。ここは、DWR40『栄枯盛衰』で皆さんに歩いてもらった。
再び左岸に戻り、草木湖沿いの県道343号線をわ鐵・沢入駅まで走る。
4CP わ鐵 『沢入駅』
ここは、駅舎はログハウス風に建て直されていて、駅舎内に簡易郵便局が併設されている。
プラットホームと待合所が登録有形文化財に登録されている。
右岸の国道122号線をしばらく走り、途中県境を超え、県道293号線に入る。足尾銅山の小滝坑口があった小滝集落につながっていた県道。 元国民宿舎・かじか荘があり、日帰り温泉を楽しむ人も多く、対向車も結構ある。
かじか荘の先に《車両通行禁止》の看板が出てくるが、これは県道に対する禁止看板で、コマ図16図先の林道・舟石線は途中の舟石峠に駐車場もある。 最初の試走時、対向車が一番多かったのはこの区間。 山道に慣れないおばさんの車も走って来るのでご注意!
林道で、舟石峠を越えて足尾銅山の本山坑口へ下る。
5CP 本山製錬所跡 『古河橋』
古河橋は、以前は歩道橋として使われていた。 DWR40作成時にはもう渡ることは出来なかったので、クイズにしたが、その答えの解説に《テレビ朝日系列で放送された『土曜ワイド劇場』では、主演の沢口靖子らがこの橋を渡っていましたが・・・》と書いてある。撮影用に特別だったのかな・・・?
今は、かなり朽ちて来ているので絶対無理ですね。
5CP
再スタート
わ鐵 『間藤駅』
国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカに出会える(かもしれない)駅として知られていて、私も群馬に来てすぐの頃に上毛電鉄とわ鐵を乗り継いで来た時に、間藤駅から見上げた禿山(現在は、かなり木が増えました)の急斜面に、ニホンカモシカを見たことがある。

また、間藤駅は紀行作家の宮脇俊三が1977(昭和52)年に国鉄全線を完乗した場所で、著書「時刻表2万キロ」の終着駅として、今もファンが訪れる様だ。 
国道122号線を走り、日足トンネルの手前から旧道に入る。
入口に表示がある通り『長い長い峠道』の始まりである。
6CP 『長い長い峠道』 入口
2011年のshixpoDR#14『基幹林道・前日光線と細尾峠 111km』 以来に走るが、そのコース案内にも書いたのだが、日足トンネルが開通するまでの間、ここを通っていた大型車(本当に通れたのか?)にはつらい道だっただろう。 峠の手前には朽ちた国道標識が残っている。 峠は今も変わらず静かな峠である。
7CP 『長い長い峠道』 出口
細尾の集落を抜け、国道120号線を走る。 勿論、第二いろは坂を登る。 紅葉の季節は大渋滞するが、その他の季節は大きな渋滞は無い。
以前は、華厳の滝方面からも明智平に来れたが、今は一方通行になり、第二いろは坂からしか行けなくなった。これも渋滞緩和に影響していると思う。
8CP 『黒髪平展望台』

8CP再スタートは、約13q先の『三本松園地(戦場ヶ原)』
《オプショナルプラン》
8CPから8CP再スタート間には、明智平、華厳の滝、中禅寺湖、半月山展望台、二荒山神社、竜頭の滝などなど、見どころ満載です。
時間が許す限り観光してください。 この辺りで一泊するのもありかもしれません。

明智平は、ロープウェイ側の広い駐車場が有料(ロープウェイを利用すると無料になる)になり、道の反対側の無料駐車場はあまり広くない(最初の試走時は、少し空きがあった)。 無料側に入って一杯だったため、有料側に行こうと思っても、一方通行なので行けませんので注意してください。
8CP
再スタート
『三本松園地(戦場ヶ原)』
男体山を望める。

戦場ヶ原は、大百足と大蛇の戦いの場所である。駐車場から少し歩けば戦場ヶ原に行ける。
国道120号で、金精峠を越え群馬県に戻る。
峠を越える手前、スノーシェッドの先にある駐車スペースからは、男体山と湯ノ湖を望むことができる。

群馬県に入ると勿論下りで、菅沼、丸沼を右手に見ながら快速ドライブになる。
くれぐれも距離計測中ということを忘れないように(笑)、安全運転で!
9CP 『丸沼』入口
路側帯にチェックを置いた。 丸沼湖畔までは片道約2qなので、時間の余裕があれば是非、足を伸ばして丸沼の静かな湖畔を眺めてください。
国道120号線を更に下り、片品村の中心・鎌田に入る。
10CP 『道の駅尾瀬かたしな』 
2018年7月にオープンした道の駅。 OQR2でチェックポイントを置いた。その際は、まだ出来たばかりで人が少なかったが、今回は夕方近い時間だったがまだ結構な人で賑わっていた。 昨年の「道の駅最強ランキング」にて全国で18位にランクインしたらしい。

また、最近の車中泊ブーム(?)に応えて、チェックポイントを置いた第2駐車場が、「RVパーク」になっているが、試走時は1台も利用がなく、第1駐車場に停まっているキャンピングカーがちらほら・・・。 電源が使えるらしいが、それが不要ならわざわざ有料の所には停めないかな?(笑)
25図で国道120号線から一旦離れ、畑の中を通る道を走る。 すぐ先に『万理姫どうふ』『渡辺製菓』がある。 お土産にどうぞ。

試走日の数日前、妻がご近所さんに「渡辺製菓の花まめパンが美味しいよ」って聞いてきて、場所を確認すると偶然コース上にある! 試走時に花まめパンと抹茶花豆ロールケーキを買ってきました。 ロールケーキは、ホームページに『はげ盛』とあるように、その大きさにびっくり!(笑) 「はげ」とは、片品の方言で「大変な」「すごい」を意味する「はげしい」のことだそうです。 ごく普通のケーキ皿からはみ出しています・・・(^-^;
味の方は、美味しいのですが、我が家では妻からのリピートはありませんでした(笑) 

26図で国道に戻り、ここから27図までがOD−2の計測区間です。

27図で国道の旧道に入る。2013年の椎坂トンネルの開通に伴い旧道になったが、廃道化されることなく、国道指定は外れていると思うが、道の状態は維持されていて、問題なく走れる。 細尾峠の旧道と違い、道幅も広く大型車も走りにくさは少なかっただろう。
何故、この道が廃止されないのか・・・? 峠にあったオルゴール館などの施設は、トンネルの開通前に閉館しており、ここを訪れる人もいないのだが・・・? 
11CP 椎坂峠 『旧オルゴール館』前
PD誌1985年12月号『北群馬山岳』でチェックポイントが置かれた。 参加された方はおられるかな・・・?
 (↑リンク資料は、遊遊ラリードライブVol.2の資料です)
また、2001年のDWR15でもチェックポイントを置いたが、その時はすごい賑わっていた。

2012年に経営企業が破産して閉館しているが、建物はそのまま残されている。 ただ、試走時、重機が入っていたので、一部解体が始まったのかもしれない。 コース開催中に目標物が無くならないことを願う。
利根沼田望郷ラインに入り、ゴールへ向かう。
ゴール 『道の駅川場田園プラザ』
じゃらんの「全国道の駅グランプリ2023」で2年連続第1位を獲得している、超人気道の駅。

2014年のDWR58の際も、車を停めるのも大変な状況だったので、ここにチェックポイントを置くのを避けた。 今回は、距離も長いのでゴールするのが夕方になり、そろそろ駐車場も空くだろとの想定で、ゴールを置いた。
試走時は、ゴールが17時を過ぎていたので、流石に空いていた。多くの店が営業時間を過ぎていたと思う。

※大百足と大蛇の戦いは、大蛇の勝利だったが、今回のコースではどうだろう?
 観光面では大蛇の勝ちかな? ドライブ面ではどうかな・・・?
 皆さんの判断はどうですか?
トイレ情報 スタート(県庁内のトイレを利用するには、駐車場に入る必要があると思います)、2CP、3CP、4CP、5CP再スタート、8CP再スタート、9CP(丸沼湖畔)、10CP、FCP(道の駅)にトイレがあります。
食事処情報 3CP(神戸駅、「列車のレストラン清流」)、8CP再スタート、9CP(丸沼湖畔にある丸沼湖畔亭)、10CP
≪コースレイアウト≫  GoogleMapによるレイアウトはこちら  コマ図地点のストリートビューも見られます。

              プリントアウトする場合は、
こちら(PDF)