第10回 Okiraku Quiz Rally 『グンマー帝国国境までドライブ』
コース案内

コースレイアウト図は、最後にあります。
スタート 『横川駅』 
近くにある「碓氷峠鉄道文化むら」や国道沿いある「おぎのや横川店」の駐車場は一杯で賑わっているが、駅前は、日中1時間に1本の電車から降りてくる客がそれぞれの目的地に向かってしまうと閑散としている。 駅前にはおぎのや本店もあり、駅にも売店があるのだが、その店員さんは暇そう・・・。 峠の釜めしをお昼のお弁当代わりにするのもいいかもしれません。
国道18号線の新道(バイパス)をしばらく走る。道沿いに残る昔ながらのドライブイン風のお店の1つの「あかしや」の先で、国道18号から離れ、県道92号に入る。この道、2003年のDWR28以来、久しぶりに走る。 
群馬と長野との県境の碓氷には、車で通れる峠越えの道が5つある。国道18号線の旧道、新道(バイパス)と上信道と今回走る和美峠に抜ける県道で4つ。もう1つは、DWR28で走った新道(バイパス)に沿うように走る入山峠を越える林道。林道は、残念ながら今は通行止めになっている様だ。5つあったが正しいか・・・。
今回走る和美峠へ抜ける道は、地元民しか走らない道だが、国道の新旧道に比べて勾配を感じず、コーナもきつくなく走りやすい道である。もう少し路面が良ければいいが・・・。

一つ目の幅員減少標識の先に工事現場への入口がある。 6月5日にNHK「解体キングダム」で放送された岩塊解体現場の入口。 上信道を軽井沢方面に走っていると、数年前からトンネルの近くで工事をしていて、『何の工事だろう?』と思っていたのだが、たまたまチャンネルを合わせたこの放送を見て謎が解けた。
OD 峠道に入る手前の『幅員減少』標識
峠道を抜けると、道幅が広い立派な県道になり、碓氷軽井沢ICの出口に出る。 IC出口でもおぎの屋さんがしっかり商売されている(笑) DWR28でCPを置いたIC出口の少し手前にあった「中山のジャム」のお店は、残念ながらつぶれていた。

県道43号線で軽井沢方面に向かうが、軽井沢の賑わいを感じる手前で県道から外れる。
1CP 『浅間山荘事件顕彰慰霊碑「治安の礎」』
私と同年代の方は、記憶に残っていると思うが、赤軍派が立て籠った浅間山荘事件の慰霊碑があり、鉄球で山荘の壁を破壊している風景のレリーフがはめ込まれている。

浅間山荘という名前なので、浅間山の山麓にあると勘違いするが(私自身も勘違いしている時があった)、軽井沢の町に近いレイク ニュータウンの別荘地内にある。 赤軍派は群馬・妙義山中を彷徨って(道に迷い)、ここにたどり着いた。

残念ながら、駐車スペースがないので、見学する場合は、路駐したまま素早く見学してください。
県道157号線で軽井沢・発地、追分を通り、OQR7で走った『千メートル林道』に抜ける。
県道157号線に入ったすぐ先で、浅間山を望める。
2CP 『千メートル林道』入口
OQR7で走った『千メートル林道』を逆走する。 昨年はなかった速度抑制のための波状の舗装が行われている。
昨年走った区間は林の中ではなく、静かな別荘地の中を走る道だったが、昨年走らなかった区間に入り、11図からは『林道』らしくなる。 眺望が効かない区間が多いが、八ヶ岳が望める開けた区間もある。

登山電車で行く絶景露天風呂「 雲の助」がある「菱野温泉」を過ぎると県道に入り、下界におり、「浅間サンライン」を走る。
3CP 『道の駅 雷電くるみの里』
道の駅の名前になっているように、大力士雷電為右衛門の生誕地で、雷電の資料館もある。

今回のコースで、唯一(?)人の多さを感じる場所(笑) トイレ休憩のために立ち寄ったが、最初の試走時は駐車場に車を止めるのも大変な状態(駐車スペースではない場所にも多数の車が・・・)で、クイズを設定して早々に立ち去った。
県道4号、国道144号で北上する。
途中、「稲倉の棚田」の側を通るが、県道からは残念ながら一瞬見えるだけ。 OQR7のゴールの姨捨の棚田もオーナー制をやっていたが、ここもオーナー制や体験イベントを行っている。 農家の高齢化の対策のひとつと考えたら味気ないか・・・。
4CP 国道406号との分岐点手前 チェーン脱着場
国道406号を嬬恋村方面に向かい、県境の鳥居峠の少し手前で県道182号菅平高原線に入る。その名の通り、菅平の高原を走る涼しい道。 作成のお手伝いをした、2004年のOQM17以来20年ぶりに走る。
試走時はまだ静かだったが、大学が休みに入る7月になったらにぎやかになるのだろう。
ここも眺望が効かない道だが、最後に眺望が開けて、高原野菜の畑の向こうにスキー場を望める。

先ほど別れた国道406号線と合流する手前に5CPを置いた。
5CP 菅平高原ダボスバス停ロータリー 『菅池 公衆トイレ』
側にある「ダック・菅池」は、なかなか評判のいい喫茶店の様子。 軽食もあるようなので一息入れるのもいいかも。
2度目の試走時、コーヒーをいただいた。 窓から外の木々を眺め、BGMのジャズと時々聞こえてくるカッコウの声を聞きながらしばしまったりした。
※この後、ゴール地点含めトイレがないので注意してください!
国道406号線を須坂に向かって一気に下る! 一気に下る分、外気温も一気に上がる!(笑) OQR7の時も須坂は暑かった・・・(^-^;
須坂・仁礼の町で国道を外れる。 道路の付け替え工事中で、信号待ちの車が右折地点まで停まっているので、ミスコースに注意!
須坂・塩野の町中を抜け、春にはしだれ桜がきれいな山道を越え、高山村に抜ける・・・プランだったが・・・。
6CP 塩野町・水道貯水タンク前
6CPから一山超えて高山村に抜け、途中公衆トイレを通るプランで、事前にGoogleストリートビューで確認していたのだが、鹿よけの開閉できるゲートだと思っていたゲートが、「高圧電流注意」と書かれたゲートであった・・・(^-^;
6CPでUターンして、OQR7の逆走で県道54号線(112号線との併用区間)を走ることとする。
7CP 山田温泉、万座温泉への分岐点
ゴールのグンマー帝国国境を目指して、県道112号線をグイグイ登る。 

この道、「上信スカイライン」または「万座道路」の別称がある。
30年以上前、立川の外れに住んでいる時に子供たちを連れて長野戸隠の忍者村へ行った帰り、この道を通ったことがある。当時はまだ上信越道が未整備で、諏訪を回って渋滞覚悟で中央道を帰るか迷った結果、渋川に抜けて関越道の方が渋滞がマシだろうと考え、この道を選択したが、大失敗だった覚えがある(笑) この道自体もすごい道だったし、草津から渋川に抜け、国道17号との合流地点の「鯉沢」交差点の大渋滞に巻き込まれ、関越も大渋滞であった・・・(^-^;
その数年後、群馬に転勤になり、「鯉沢」が大渋滞ポイントであることを知ることになった。 何か縁があったのか、数年後の転勤を暗示する出来事だったのか(笑)

7CPの先にある蕎麦屋「文蔵」(評判のいいお店のようだ)を過ぎると民家は途絶え、山の中をひたすら走る。 クイズにしたが、物騒な看板が多数出てくる。 ここはまだグンマー帝国ではないが、人を寄せ付けない雰囲気が出てくる。
こんな雰囲気の道だが、対向車はそこそこあり、平気でインに入ってくるジジイ車もあるので注意してください。

途中にある「湯峰公園 展望台」からの眺めがいいようだが、試走時は駐車スペースが一杯だった。 ここまで来る車が多いのかもしれない。

25図からいよいよ、グンマー帝国国境に向かうが、7年前のDWR70の試走の時から、道の雰囲気、路面状態は変わっていない様な気がする。
25図先すぐに出てくる「通行禁止」標識は、7年間で文字のかすれも増え、「大型、大特車通行禁止」の表示が無くなっており、大型車も通れるようになった?(笑)

道幅は徐々に狭くなり、路面も徐々に悪くなっていき、舗装が剥がれた状態から、しっかり砂利が入ったダートになり、ゴールラインの先からは、石が転がっている土の道になる。
ゴール 『グンマー帝国の国境(毛無峠)』
小串硫黄鉱山から掘り出した硫黄を運んでいた索道の鉄塔も変わらず残っており、今も7年前と変わらず緑があふれている長野側に対して、グンマー帝国側は荒涼とした風景が広がっている。
また、国境から先は立ち入り禁止であるが、やはりラジコン飛行機を飛ばしている人が多数入り込んでいる。

小串硫黄鉱山跡には、土石流で亡くなった方を祭る地蔵堂もあり、生活していた人やその子孫の方々がお盆に訪れておられたが、皆さん高齢になり地蔵堂の維持も大変になり、今は嬬恋村が維持管理している。 

国境の看板もだいぶ文字がかすれてきている。こんな所の県境標識をメンテする意味は全くなく、その内完全に消えてしまうのでは・・・?


誰が名づけたか、「グンマー帝国の国境」。7CP辺りでは、30℃近くあった気温が、ここでは15.5℃しかなかった。 風景の寒々しさだけでなく、谷底から吹き上げてくる上昇気流もあいまって、体感的にも寒々しい場所である。
トイレ情報 スタート、3CP、5CPにトイレがあります。
※6CP先のルート変更により、5CP以降チェックポイントにトイレがありませんのでご注意ください。

※7図約200m手前左側に公衆トイレがあります。 手前右に『御厨』というお店があります。
※23図右折後、約2.6q先のY字路(役場への案内標識あり)を斜め左に入った先にある高山村役場に公衆トイレがあります。
※23図を右折せず、左折した先約300mに公園があり、そこに公衆トイレがあります。
食事処情報 チェックポイントで食事ができるのは、3CP、5CP(軽食)
1〜2CP間、3CP周辺、14〜15図間、18図周辺に蕎麦屋などの飲食店があります。
≪コースレイアウト≫  GoogleMapによるレイアウトはこちら  コマ図地点のストリートビューも見られます。

              プリントアウトする場合は、
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