第75回 D-Wind Rally 『ぐんま「みず」ものがたり
コース案内

コースレイアウト図は、このページの最後にあります
最初に・・・ コロナの状況がはっきりしない中ですが、複数の朝日新聞の地元記事から得た情報で、群馬の「みず」にまつわる場所を巡ります。
「みず」は、「水」ではなく、「さんずい」のイメージで考えてください。

まずは、この記事をご覧ください
 1.海のない群馬県がネギトロの始まりの地
 2.童謡「うみ」の作詞者は沼田市、作曲者は前橋市の出身
 3.伊勢崎市に浦島太郎伝説がある
この記事をきっかけに、「みず」にまつわる場所を巡るコースの検討を始めました。
他の記事は後ほど紹介します。

スタート
  〜ゴール
  スタートは、「伊勢崎オートレース場」の近くにある『龍宮休憩所』。ここは、サイクリングロードの休憩所であるが、その名の通り『龍宮』にまつわる場所=浦島太郎伝説が残る場所=龍神宮がすぐそばにある。
伝説は、神宮内の石碑に書かれているが、原文のままなのでよくわからない(笑)  要約すると、こういうことらしい。 この中に出てくる阿感坊こそが浦島太郎のモデルであるということで、この神社には亀の背に乗った浦島太郎の石像が置かれている。

  スタートして、すぐに前橋市に入る。 前橋の郊外(中心地も郊外の様なものだが)を走り、途中にODを置いた。
国道50号、東部バイパスと幹線道路を走り、通称・大胡県道で前橋の中心地に入る。 9図手前は少し流れが悪いがご辛抱。さびれた中心地のアーケード街を楽しんでください(笑)

  1CPは、『前橋公園』に置いた。桜の季節にはライトアップもされ、屋台も出てにぎわう。そんな時はチェックポイントも置けないので、桜が散ってからの試走にした。 ここは、親水・水上ステージゾーンと名づけられたエリアがあるように、親水公園である。 公園内にある群馬県令・楫取素彦(大河ドラマにもなったが低視聴率でした)が迎賓館として建てた「臨江閣」の「臨江」は「利根川に臨む」の意である。 クイズもたっぷり用意したので、しばし公園を散策してください。

  1CPから通称・国体道路から旧17号線を通り、渋川に抜ける。 2CPは、ネギトロの始まりの地(?)、『赤城水産』。 直売所もあるので、ネギトロ好きの方は是非、クーラーボックス持参で参加してください。 令和4年1月より暫くの間、営業日が水・木・土・日だけの様なので、ご注意を。

  
  私が好きで、何度もコースに取り入れている落合橋で吾妻川を渡り、国道17号沿いの道を北上する。 途中に「上州・村の駅」がある。 ここは、《群馬県のおいしいを集めた食のテーマパーク》と謳っているのだが、食事処は「まぐろ丼屋とと丸」という名で、名物は《まぐろの赤城山》で、更に昔一時期ブームになった徳川埋蔵金を上乗せした《まぐろの赤城山U〜隠された埋蔵金伝説〜》が販売された。 ということは、ネギトロは「群馬県のおいしい」なのだ!(笑)  コースの距離は短めなのでゆっくりスタートして、ここで昼食を取るのもありかも。ただし、お店の裏を通るので、看板などないので注意!
また、その先(コース左手)には、子持食品のこんにゃく直売所もあるので、お土産にどうぞ。 

CPは、『敷島駅』。 ここは、2007年のDWR34のスタート地点で、そのコース案内でも紹介しているが、第151回PDQM(1997年12月号)のスタート地点であった。 ここにCPを置いた目的は、駅前の荒井商店の田舎まんじゅうを味わってもらいたいから。 某TV(ジャストミートアナウンサーが鉄道沿いを歩く番組)でも紹介されたが、1時間に1本しか電車が来ないこんな田舎駅前のお店が、大正11年から商売を続けているには訳がある・・・筈!(笑) 是非味わってください。 年末年始を除いて年中無休で、朝8:00から開いているので、お店の方の了承をもらって、クイズを置かせてもらった。

  DWR34でも走ったが、好きな坂東太郎沿いの県道で、4CPの棚下不動の滝に向かう。 ここも何度か来ているが、そういえば滝は見たことがない。滝の裏側に入れる裏見の滝らしいので、健脚&時間のある方は、是非滝まで足を伸ばしてください。
今回、立ち寄った目的は、この記事の巨岩を見るため。 道路の利根川側に駐車スペースが出来たのは、元々の駐車スペースがこの巨岩のために狭くなったためだろう。 写真は、まだ不動明王が彫られる前の状態の巨岩です。

  18図で県道から旧沼田街道に入り、長井坂城跡に向かう。 途中から道が狭くなるので、車幅が広い車の方はご注意。 『長井坂城跡』の入口に5CPを置いた。チェックポイントの左手の道を上がると、三の丸、二の丸に入れるが、道路以外は全てこんにゃく畑で、電気柵が張り巡らされていて立ち入ることは出来ない。立ち入ることができる旧沼田街道沿いにある標柱からクイズを設定した。
※二の丸に駐車スペースがあり、そこでUターンできますが、大きめの車だとチェックポイントのところで左折するのに相当切り返す必要があるので、左手の道を上がらず、そのまま直進した先の道幅が少し広い場所に側溝に注意して停めてください。
ここの見どころは、長井坂城跡ではなく、関越道の永井川橋の眺めかな?(笑) TOPページの背景写真がここから撮った写真です。

  関越道の永井川橋が何の苦労もなく平気で渡っている深い谷をこちらはくねくねと下り、また上って行く。我々にはこっちの方が楽しいのだが・・・(^-^; 谷に降りた地点(21図)は、第151回PDQM(1997年12月号)のクイズ・問題Aが置かれた地点。 この問題難問だった。エントラントの感想にも複数の人が書いていたが、答えがどこにあるのかが判らなかった。 私も何度かこの場所に行き、探し回ったが判らず、確か大宮ナンバーのインプレッサに乗ったエントラントに答えのある場所を教えてもらった覚えがある。 当時参加された方もおられると思うので、ボーナスクイズとした。 皆さん、25年前の記憶を呼び起こして、もう一度解いてみてください(笑) (22.5.10 文面訂正 公式通知−4参照)
ちなみに、私はこのコースで初めて盾(2位)をもらい、これから県外のコースにも参加するようになり、3か月後の羽生〜結城のコースで、尾針さんに出会い、PDccQRに参加し、トップリこの世界に嵌りました(笑) この時、2位になっていなかったら、今の様にコース作成もしていなかったかもしれません。 人生を変えたコースです!(爆)
  
  こんにゃく畑の中のまっすぐな道を走った先にある『松ノ木ビューポイント』が6CP。 昭和村が村内に3か所作ったビューポイントの1つ。 山々の眺めがいい。

  農免道路を走り、一度赤城山方面に登る。 7CPを経て、一気に下る。 昭和村の道は利根川に向かって下る道が、眺めも良くて気持ちいい。 40q/h制限の道なので、くれぐれもスピードには十分注意してください!

  片品川まで下った地点に8CPを置いた。 ここは関越道の片品川橋を見上げられる。 実は、今回のコースを検討するきっかけとなった一番の新聞記事がここに関係する内容だったのだが、クイズにしたので正解発表の際にその記事は紹介することとする。お楽しみに。

  片品川を渡り、沼田といえば河岸段丘だが、それを感じながら走りゴールを目指す。 沼田市役所の駐車場ではなく、手前の消防団の前のスペースにゴールを置いた。距離だけチェックして速やかに市役所駐車場に移動のこと。
市役所駐車場は2時間まで無料なので、ゴール後沼田城跡(沼田公園)や27図を右折した先にある「街なか天狗プラザ」などを見学するのもいいかも。
「沼田歴史資料館」の開館時間は、9時30分〜17時で、入館は16時30分まで。休館日は水曜日(祝日の場合は開館)と祝日の翌日です。 入館料220円が必要です。
トイレ&
 食事処情報
スタート、1CP、3CP、4CP(棚下不動堂への参道の途中)、FCP(沼田歴史資料館)にトイレがあります。
食事ができるのは、コース案内の通り、上州・村の駅内の「まぐろ丼屋とと丸」
≪コースレイアウト≫