第72回 D-Wind Rally 『坂東太郎と空っ風2019』
コース案内

コースレイアウト図は、このページの最後にあります
最初に・・・ 毎年、積雪が心配になる冬場のコースには困るのですが、先日、「ルートラボ」でコース作成を始めた頃のコースのレイアウト図を作成してみた所、「こんな小さな神社がCP?」 「こんな道を通っているの?」など、新鮮な(?)驚きがありました(笑)
その当時に戻って、コースレイアウトしてみました。 結果、その当時と同じようにコマ図が多くなってしまいましたが・・・(^-^;

コースの最高標高は約490mで、ギリギリ積雪が無いと思われるエリアでコースレイアウトしたつもりだが、平野部でも降雪があった場合は雪が残ることも考えられるので、冬の装備がある方は念のため準備して参加ください。

スタート
  〜ゴール
  スタートは、2000年開催のDWR6以来の『渋川駅』。 当時は有料だった駐車場は無料になっていた。 余程利用客が少なかったのか・・・? 当時には無かった様に思う『風と花』という、今回のコースにピッタリのタイトルの像が出迎えてくれる。

  渋川市役所の前を通って榛名山に向かう。 スタート〜OD〜1CP〜2CPの間は、榛名山東麓の林道を上下する。1CPは、渋川市街の外れにある『小野池あじさい公園』に置いた。 距離計測は、少し手前にある『子育地蔵尊』。 再スタートはあじさい公園の駐車場とした。 
プランではコマ図の出口矢印の方向に進む予定だったが、バイパス(上信自動車道)工事が行われていて通行できなくなっていた。 駐車場でUターンして再スタートとした。 偶然歩いていたおばさんが、「税金で道路ばっかり作っている・・・。ここにあった家も立ち退きになったし・・・。」って愚痴っていた。 この道ができれば、毎年行く嬬恋村が少し近くなるのだが、チョット複雑な気持ちになった。

  この時期のあじさい公園は勿論あじさいは無く閑散としているのだが、公園内の池で釣りをしている人が数名いた。 市民釣り場になっている様だ。 試走した日は風も強くなく、それ程寒い日ではなかったが、冬場に釣りとは、余程釣れるのか、好きなのか?(笑)

  10図の「明保野」交差点の信号機は、以前は通常のものの1.5倍の大きさの信号機が付いていたのだが、久しぶりに来たら通常サイズのものに変わっていた。 榛名山からは急坂のため速度が出やすいため、遠くから信号が目立つように大きくしていたらしいが、信号機がLEDに変わって視認性が良くなり、普通サイズにした様である。 それともLED製は特注サイズが出来なかった・・・?(笑)

  2CPは、『三美ヶ丘自然公園』 この公園は、詩人の阿部富美子さんが寄付した山林を渋川市が公園として整備したもの。 ネットで検索すれば、1CPの『小野池あじさい公園』と同様、渋川市の観光案内のページが出て来てもいいと思うのだが、出て来るのは、数年前問題になった「大同特殊鋼の有害スラグ」に関することだけ・・・。 この公園の散歩道に有害スラグが使われていた様である。 今は除去除去されたのか、立ち入りは禁止されていない。

  近くには、2011年3月に閉館になったトリックアートの展示があった「システィーナ美術館」があり、その向かいには、某コミック関連のお店「レーシングガレージD'zgarage」がある。 お店の駐車場には、何故か「藤原とうふ店」の86が2台も停まっていました(笑) 店内には、「頭文字D」関連のグッズ、プリンも売っている。

  3CPは、吾妻川右岸にあった旧三国街道の『杢ヶ橋関所跡』。 実は、OQR1『榛名と赤城の裾野をドライブ』の際に取りこぼした場所・・・(^-^;
今も一般の方が住んでいる家屋で、駐車場も無いのでクイズは設定しなかった。

  道の駅こもちの裏手にある「ふれあい公園」を通り、ズバリ「子持入口」の交差点から子持山神社方面に向かう。 途中にある、『雙林寺』に4CPを置いた。 曹洞宗の寺院で、「雙林寺の七不思議」で有名(?)  2013年開催のDWR50で訪れた珊瑚時にも「七不思議」があった。 群馬県民が七不思議が好きなのかと思ったが、栃木の大中寺などにもあり、あっちこっちにある様だ。
試走時にはまだ少し紅葉が残っていた。

  子持山に上がる道は、2009年開催のDWR42で通った道で、その際紹介した「眠り姫」を見ることが出来る。
国道17号を横切り、利根川沿いの道を走り、23図で対岸に渡る。23図の橋が群馬県内で利根川に架かる橋としては一番新しい橋。 周囲の住民の数と上下流の橋までの距離を考えると、必要度には「?」が付く様な気がする。

  国道17号バイパスと利根川の間にある道を通り、2016年に開院した渋川医療センターの近くにある『大宮姫神社』に5CPを置いた。
小さな神社だが、鳥居からの参道も結構長く、社殿もこんもりとした木々に覆われている。
クイズにした神社の石碑の説明や道祖神の説明から、道祖神の前から鳥居の前を通った先に、向こう岸(八崎)に渡る渡し(渡屋)があったようだ。 調べてみたが跡が残っているのかどうかも判らなかった。
コースでは、吾妻川と利根川が合流する地点にある落合橋と大正橋を渡り、向こう岸(八崎)に渡り、丁度大宮姫神社の川向こうにある古墳に立ち寄る。 小さな円墳だった。

   上越線をくぐって、関越道沿いまで上がるが、降雪時ここがチョット心配な箇所。 木々が茂り鬱蒼としている。
関越道沿いに走り、真壁調整池に向かう。 この区間、道なり判断箇所が多いので、極力コマ図に注記を入れたが、ナビの腕の見せどころ。  真壁調整池は、真壁ダムで堰き止められた池で、6CPの『佐久発電所』のための水を貯めている。
36図先の左手に調整池からダムまでの導水管が見える。
佐久発電所の名物(?)が、関越道からも見えるサージタンク。 高さは75mで、下から見上げると相当高い。

  富士見・米野の赤城神社に7CPを置いた。 2002年開催のDWR20と、DWR50でも訪れていて、5年ぶり。 DWR50の作成記で、
【DWR20以来10年ぶりに訪れたが、何も変わっていなかった。 試走で2回立ち寄ったが、2度ともご老人たちがゲートボールに勤しんでいた。 子供の姿は、10年前も今回も一度も見なかった・・・】と書いているが、今回は子供の姿は勿論、老人の姿も見なかった。 ゲートボールを楽しんでいた老人たちも5つ歳をとり、ゲートボールを楽しむ元気がなくなってしまったのかな・・・?

  一度、国道353号線まで上がってから、国道17号の坂東橋まで一気に下る。 坂東橋で右岸に渡り、上毛大橋の近くにある『川原田山不動』に8CPを置いた。 ここは駐車場がないので、路上停車になってしまうが(駐停車禁止の規制はない)、参道をずっと下ってみてください。
本堂を過ぎても参道が続き、利根川の河原が見える場所まで降りる。 説明板にもあるが、元々川向こうにある川原町の人々が祀っていた不動尊だったが、利根川の流れが変わり、町との間を川が流れる様になってしまった。 参道は、陸続きだった時のままで残っている。
1月28日の初不動の日は、結構賑わうらしい。

  ゴールは、『ばら園』 ここは何度かスタートやゴールを置いているが、2007年開催のDWR37以来。 正門近くに変なもの(?)が出来ていた。
バラが咲くころには賑わっているが、オフシーズンは静かな公園である。
トイレ&
 食事処情報
スタート、1CP(小野池あじさい公園)、6CP(道向かいの北橘歴史資料館)、7CP、FCPにトイレがあります。

食事処は、
6CPの道向かいの北橘歴史資料館横に「そば処明花洞」があります。
≪コースレイアウト≫