第55回 D-Wind Rally  『かんな・かぶら∞ぐるぶらの旅』
コース案内(作成記)

コースレイアウト図は、こちら(PDF版)
最初に・・・ 開催要領の1.内容の通り、今回は、日経新聞で見つけた、スタンプラリーイベント「かんな・かぶら∞ぐるぶらの旅」との、勝手にタイアップコースです(笑)  ペア宿泊券1泊2食付きを始め、豪華賞品をゲットしてください。

スタンプポイントをなるべく効率よく、なるべく短い距離で周りたかったのですが、DWRらしい道で巡ったため、日が短くなるこれからの季節に約126kmと言う距離になってしまいました・・・m(_~_)m その分クイズを簡単にしようとしましたが、気が付けばいつも通りになっていました(笑) ただ、X問題は少なめにし、通常クイズもいつもよりシンプルな問題です。でもトラップもあるかもしれませんのでご注意を!(笑)

スタンプラリーのパンフレット(応募用紙付)は、各スタンプポイントに置いてあります。 スタンプは、道の駅、観光施設それぞれ4か所のスタンプを集める必要がありますが、コースではそれぞれ5か所でスタンプを押せる設定にしています。 途中何らかの理由で1か所押せなくても4か所確保出来ると思います。
また、スタンプラリーのパンフレットには、各施設の割引券も付いていますので、時間が許す様でしたら施設に入場してください。 クイズは有料施設内には設定していません。

≪スタンプの設置場所と営業時間及び休館日の一覧≫
  こちらを見てください


今回のコース案内は、スタンプポイントはパンフレットの紹介文をそのまま引用しています。
スタート〜2CP

各CPにトイレがあります。
  スタートは、DWR47でもスタートを置いた『道の駅しもにた』。
朝採り野菜や下仁田名物の「こんにゃく」、冬の旬菜「下仁田ねぎ」など特産品が人気。かつ丼、ラーメン、十割そばなどの食事も充実している。神津牧場ミルクバーでは人気のソフトクリームも楽しめる。
 
  南牧村に入り、行き止まり県道の202号線で、『黒瀧山不動寺』向かう。 途中ODを置いたが、週に4回しかバスが来ないとは言え、バス停が近いので速やかにチェックして再スタートしてください。。
『黒瀧山不動寺』は標高870mの黒滝山に建つ山岳信仰の霊場。行基作と伝わる秘伝不動明王を安置し、厄除け不動の霊場として千余年の歴史を重ねる古寺である。座禅体験や宿坊に宿泊して静かな山の夜を体験できる。
住職手書きの境内の案内立札がなかなか味わいがあって良い。

  黒滝山から下り、『道の駅オアシスなんもく』に2CPを置いた。
『道の駅オアシスなんもく』は、すぐ裏手には清流南牧川が流れ、美しい自然に囲まれている。直売所では南牧村で採れた新鮮野菜、地元かあちゃんの手作り惣菜が取り揃えてある。物産店では地元の銘菓・手芸・工芸品が揃う。また、食堂の自家製カレーライスもお薦め。 
  ここは、テレビ東京の「にっぽんの原風景へ…限界集落を行く!ふれあい旅」という番組でも紹介され、それに出演していたおばちゃん達も元気が良い。 私は番組の中でも紹介された「とらおのパン」と地這いキュウリを土産に買って帰ったが、どちらも美味しかった! 「とらおのパン」は是非お土産にどうぞ!
  南牧名物の「墨ラーメン」は、表示はあったが、売り切れだったのか残念ながら商品が無かった。 9図手前の磐戸橋のたもとにある「信濃屋嘉助」で持ち帰り用が買える。
2CP〜7CP

4CP、5CPと14図の道の駅上野にトイレがあります。
  2007年のTDR11の時は、台風9号の豪雨による土砂崩れで通れなかった『旧・県道45号 塩之沢峠』に向かう。
林道として開通した「湯の沢トンネル」を抜ける道が現在は県道45号線になっている。塩之沢峠を越える旧・県道45号は現在は村道になっている。 ツーリングのバイクに出会った他は、峠に停まっている時に一台車が通ったが、他は全く車に出会わなかった。 峠にある過去TDRやDWRで問題に使われた案内看板も文字が読めなくなっていた。 尚、「湯の沢トンネル」は、一般道では群馬県で最長のトンネルである。

  峠を下った先の10図出口を右折すると国道299号の十石峠につながるが、また通行止めになっていて、過去DWRで2度ほど走った「矢弓沢林道」が迂回路になっていた。 この林道、周辺の峠が通行止めになっている時でも通行止めになった事が無い! 県道45号と同様に林道を国道にした方が良い様な気が・・・(笑)


  その国道299号を走り、『不二洞』に向かう。 『不二洞』は、洞内延長2.2km、関東一の規模を誇る鍾乳洞。鍾乳石の大きな柱がそそり立つ大殿堂や、やっとくぐり抜けられる小さな支洞など、光に照らし出される奇観には思わず息を飲む。 400年前、吉祥寺の僧が探索したことから、洞内45か所には仏にちなんだ名称が付けられている。 所要時間は1周約40分。 不二洞の近くにある天空回廊と名付けられた「上野スカイブリッジ」を渡った川向うの「まほーばの森」の方が賑やかである。 不二洞側は食事処も閉鎖されている。

  『道の駅上野』は、四季の移ろいを感じられる山間の小さな駅。特産品の「十石みそ」や「イノブタ」をはじめ。地元の農産物や木工品が並んでいる。十石みそを使ったソフトクリームは当駅限定の人気商品。
  ここは、駐車場はあまり広くなく、小さな道の駅だが、道向かいにも食事処もあり、道の駅も結構賑わっている。 ここはCPとせずに、駐車場内をスルーする設定にした。 適当なところで距離チェックをして、スタンプを押して、クイズを解いてください。
 
  『恐竜センター』に5CPを置いた。館内には大型恐竜やアンモナイト、貝類の化石など約200点の標本が展示され、大迫力のライブシアターも見られる。屋外には触って乗れる実物大のティラノサウルス産状骨格も設置されており、太古のロマンを体験できる。 ここで、優勝者への記念品を購入した。何かはお楽しみに。
  
  国道462号をしばらく走り、途中からDWR47で通れなかった桜井沢林道を逆走でリベンジする。 
赤久縄山の南麓の傾斜地にへばりつく様にあり、『天空の集落』と呼ばれている持倉の集落の手前で林道から県道に変わる。 持倉集落前後では、林道の方が道幅も広く走り易いが、やはり林道は林道で、大きな穴が開いている箇所や道を横切る溝のグレーチングが無い箇所もあるので注意して走行してください。

 7CPの少し手前辺りから、斜面にへばりつく持倉の集落が眺められる。試走時はまだ草が茂っていて殆ど見えなかった。
≪持倉の言い伝え≫
源平の合戦で落ち武者となった平家の武士がこの山奥に落ち延びたのが「持倉」の始まり。 昔は今と違い道路もなく急斜面のため馬でも登ることが出来ず、馬を大変可愛がっていた武士は馬の鞍を外して身軽にして やり馬が山に登れるように配慮したそうです。外した鞍は武士が自分で背負って登ったそうです。 「馬の鞍(倉)を持って登った」ことから「持(もち)・鞍(倉)」と呼ばれるようになったということが言い伝えられています。
 持倉では、和蜂(ニホンミツバチ)の蜂蜜を作っていて、非常に美味しいらしいが、村落の中には売っている様な場所は無かった。恐らくそれ程量が取れないため、地元の方や縁故知人関係だけで消費しているのだろう。 量が取れるなら、8CPで訪れる道の駅万葉の里で売れば名物(特産品)になるだろうが・・・・。
7CP〜ゴール

8CP、10CPとゴールにトイレがあります。
  『道の駅万葉の里』が8CP。 農産物を中心に加工特産品も多数並んでいる。土産の定番の味噌にこんにゃくや饅頭が人気。和風レストランからは川の風景を楽しむことができる。
今回訪れた道の駅で、一番閑散としていた。 他の道の駅の様に、ここだけと言う特産品が無いためか?
 
  20図から県道46号を走り、「塩沢峠」を越え、「かんな」(神流川流域の地域)から、「かぶら」(鏑川流域の地域)に入る。 DWR47の時は、峠から神流町に一気に下ったが、今回は逆走できつい登りを上る。途中路面がコンクリート舗装になった所から更にきつくなる。
  21図から分岐した先から9CPの会場集落の入口まで、片側1車線の立派な道。 今回の試走時に他の狭い道でも対向車にあったのに、唯一あわなかったのがこの区間。 DWR47の時も紹介したが、前後の道は険道で、この区間だけ広くする意味は全く無いと思う。全く税金の無駄遣いである!

  9CP先で県道46号から県道177号に入り、藤岡の街に向かって下って行く。 前半の林道然とした雰囲気の道が県道177号で、ゴルフ場がある上日野の集落を過ぎると、県道71号と175号の併用区間になり、片側1車線の道になる。

  『土と火の里公園』が10CP。 日野谷の大自然に囲まれた体験施設。陶芸、ガラス、染色、竹細工などの様々な工芸品作りに挑戦できる。専門家が親切に指導してくれるので家族で楽しめる。 ここで体験を本当に楽しむなら1日ここに滞在する必要がある。

  県道175号から、「え! こんな道!?」と言う道で左折する(笑) しばらく狭い道が続くがご辛抱を。
途中に『弘法井戸』がある。今回唯一、スタンプラリーとは無関係なスポット。 全国に弘法大師にまつわる井戸はあるようだが、ここもその一つ。 弘法大師が、水をもらいに立ち寄った家の女が、半里先の水飲み場まで水を汲みに行ってくれたお礼に、錫杖(しゃくじょう)で傍らの岩と岩の間を突くと、岩間から醴泉(れいせん)が渾々と湧き出てきたと言い伝えられている井戸。 最初から錫杖で突けば良かった・・・?(笑)
  実際に汲みに来ている方に聞くと、「美味しい。他の水は飲めない」と言われ、「前橋から来た」と言うと、私にも自分の汲んだ5リットルのペットボトルを持って帰れと差し出してくれました。 現在の弘法大師?(笑)

  ゴルフ場の周囲を周る林道で、甘楽町に抜ける。 26図出口先の道も林道であるが、今まで走って来た県道より立派な道である(笑)

  ゴールは、『楽山園』近くの駐車場手前に置いた。 楽山園は、小幡藩二万石の藩邸に附属する群馬県内唯一の大名庭園。織田氏により築庭され、西や南の山々を借景とした広がりのある庭園。江戸時代と変わらぬ景色の中で、心やすらぐ静かな時を過ごせる。
ゴール地点から楽山園へは、ゴール先の駐車場に車を停めて、散策をしながら歩いて行くか、楽山園の前にも駐車場が新しく出来ているので車でも行ける。

  コマ図28図入口の信号を右折し、その先の信号を左折した所に『道の駅甘楽』がある。
城下町小幡の玄関口にあり、織田宗家ゆかりの城下町で、国指定名勝「楽山園」などの歴史的遺産が現存している。農特産品、イタリアワインの販売、名物「桃太郎ごはん」も食べられる。


 ※スタンプを各4か所(計8か所)押し終わったら、その押し終わった施設で応募用紙に住所などを記入して提出してください。 後は当選の知らせを待つだけ!(笑)