第54回 D-Wind Rally  『風立ちぬ・・・「零」の軌跡(ドライブ)』
コース案内(作成記)

コースレイアウト図は、こちら(PDF版)
最初に・・・ 開催要領の1.内容の通り、今回は、緊急企画&作成です。

スタジオ・ジブリ映画『風立ちぬ』のモデルになった堀越二郎が、群馬県藤岡市の出身と言う事を知り、更に、堀越生誕110年の節目で、所沢航空発祥記念館で企画展が開催され、堀越が設計した零戦もアメリカから里帰りして展示されており、藤岡歴史館でも同様に企画展が開催されている事を知り、2つの企画展をハシゴしようとコースレイアウトしました。  私自身の『零戦の実物を見たい』という願望達成に皆さんを巻き込むだけかも・・・?(笑)

また、藤岡歴史館では、思いもしていなかった、『上毛かるた』の1つもゲットしました(笑)
【わ】【和算の大家 関考和】です。

※ほとんどのコースが群馬県外ですが、群馬県にまつわる場所、人を紹介するのが「DWR」ですので、shixpoDRではなく、DWRで開催します。
また、スタートの所沢航空発祥記念記念館、ゴールの藤岡歴史館の2か所にクイズを設定したので、時間の余裕をもってもらうために、途中のクイズはあっさり目にしました。 焦らず安全運転でお願いします。
スタート〜3CP

スタートにトイレがあります。
11図を直進した先にトイレがあります。
  スタートは、勿論、『所沢航空発祥記念館』がある『所沢航空記念公園』にしたかったのだが、公園の前の道はびっしり路上駐車の車が並び、スタート準備が出来る場所がないので、すぐ近くにある『西武新宿線・航空公園駅』前に置いた。 駅前も駐車スペースがある訳ではないので、速やかにスタート準備をしてスタートして欲しい。

  『所沢航空記念公園』にクイズ、『所沢航空発祥記念館』の企画展の展示内容にボーナスクイズを置いた。 記念公園の駐車場は、2時間まで無料で、余りスペースが広くない。 試走は、7月の3連休の中日(14日・日曜日)に行い、9時20分頃に駐車場に着き、駐車する事が出来たが、記念館を見学後10時半頃駐車場に戻ると、「満車」で10台程度の車が列を作っていた。 記念館が開館するのが9時半と遅いが、早めに到着しておいた方が駐車に困らなくていいと思います。 満車の場合は、コマ図S3図の信号手前にある駐車場に停めてください。 ご自宅が所沢に近い参加者の方は、早い時間にスタートし、ゴール後もう一度スタート地点に戻るという方法もあると思います。 こんな企画もある様ですし。 また、『所沢航空発祥記念館』には入館料が必要です。予めご了承ください。

  『所沢航空記念発祥記念館)』は、第119回PDQM(1995年4月号)でスタートが置かれた。 1911年に日本で最初に開設された飛行場である所沢飛行場の跡地に整備された公園で、公園内には、航空発祥記念館や所沢市立図書館、日本庭園・茶室「彩翔亭」、野外ステージ、テニスコート、野球場やドッグランなど、様々な施設があり、市民の憩いの場になっている。

  所沢飛行場100年目を記念した特別展「日本の航空技術100年展」が8月31日まで開催されており、それに合わせてアメリカに保存されている零戦が里帰りし展示されている。 また、9月1日まで企画展「堀越二郎の生涯」も開催されている。 試走時(7月14日)は、開館前に数十人の行列が出来ていたが、館内に入ると混雑はなくゆっくり展示を楽しめた。 
  展示内容について詳細は書かないが、個人的には大変楽しかった。 試走の時間が気になり、1時間程度しか滞在できなかったのが残念だった。
 
  ○開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館4時30分)
  ○休館日 毎週月曜日ただし祝日と重なる日はその翌日 年末年始(12月29日〜1月1日)
         夏休み中は、月曜日も開館 詳しくはイベントカレンダーを参照
  ○入館料 こちらを参照

  スタートしてODを取るために『狭山湖』方面に向かうが、所沢の市街地から抜け出せない! スタートが11時前と遅い時間で、最初コース取りした道の渋滞が激しく、車が進まない。 再度スタートに戻り少し渋滞が少ない道にコース取りを変更したが、2図先に踏切があり、そこを通過するまではかなり我慢の運転を強いられる。しばし我慢を!

  2図先の踏切を抜けると流れも良くなる。 3図から狭山湖の周遊道路に入る。 入ってすぐにODを置いた。 交通量は少ないが道幅が広くないので、すばやくチェックして欲しい。X問題も含めてクイズはありません。
『狭山湖』は、東京都水道局水源管理事務所が管理する人造湖で、都民の水がめである。 shixpoDR#4でも走ったが、湖の北側にはダートが残る。 今回はその東側を走る。 フラットダートでついついアクセルに力が入るが、ハイキングやサイクリングをしている人もいるので、ほどほどに。 途中舗装が入るが、1.6kmほどのダートの出口に1CPを置いた。

  1CPからは県道をつないで、東京都に一度入り、再び埼玉県との県境を越え、一気に名栗湖方面に向かう。 かなり区間距離が長いので、気を緩めないように。 2CPは交通量の少ない、少し田舎の雰囲気のある県道に置いた。

  『名栗湖』を過ぎた先に3CPを置いた。 『名栗湖』は入間川支流の有間川に1986年に完成した有間ダムの人造湖で、ダムの形式は岩を積み重ねたロックフィルダムである。 机上プランでは道幅の広い湖の北側を走る予定であったが、何と落石で通行止め。湖の南岸の道幅の狭いワインディングを走る事になった。 迂回する車で対向車も多いので注意。
3CP〜ゴール

途中のCPにはトイレがありません。 秩父の町中のコンビニなどを利用してください。
  12図から『林道・広河原逆川線』に入る。 一度走りたいと思っていたロング林道であったが、よく調べると2005年9月に開催されたTDR9で走っていた・・・(^_^;; 今回その時に見つけられなかったX問題も無事見つけました!(笑)

 『林道・広河原逆川線』は、飯能市下名栗と秩父市浦山を結ぶ全長22.7Kmの林道で、途中に標高1,149mの有間峠がある。 全線(特に有間峠より手前)で落石が多いので、バーストに注意。 有間峠に4CPを置いた。 峠からは先程走って来た名栗湖が眺められる。

   林道を下った彩の国キャンプ場の入口に5CPを置いた。 ここまでタップリ林道を楽しめた。 更に下ると林道は県道に合流し、『秩父さくら湖』の脇を通り、秩父の町に降りる。
 『秩父さくら湖』は、荒川水系の浦山川に1998年に完成した浦山ダムの人造湖で、浦山ダムも計画当初はロックフィルダムであったが、途中重力式コンクリートダムとなったようである。

  暑い秩父の町を抜け北上する。 コマ図17図出口から23図までは、秩父方面(その先の山梨甲府方面)から、前橋に帰る際に私が良く使うルート。 快走県道主体であるが、所々1.5車線の田舎の県道の雰囲気を味わえる。 途中、6CP、7CPを置いた。
 
  21図手前の橋で群馬県境を越え、藤岡に入る。 鮎川湖畔に8CPを置いた。 
『鮎川湖』は、1957年に完成した灌漑用の湖で、かっては牛秣(ウシマグサ)貯水池と呼ばれていた。 面積0.096平方qの小さな湖で、以前は養鯉池だったが、近年は、隣にある三名湖と同様、年間を通じたヘラブナ釣りと、冬場のワカサギ釣りで賑わっている。

  ゴールは、『藤岡市歴史館』。 初めて来た筈だが見覚えがあると思ったら、2008年のDWR39ですぐ横の道を走っていた。 すぐ近くにある「七輿山古墳(ななこしやまこふん)」(DWR39でクイズを置いた)など、周辺から出土した土器や石器などの埋蔵文化財を保管する収蔵庫で、常設展示も行っている。
9月8日まで、藤岡出身の堀越二郎の企画展を行っており、NHKのニュースでも紹介されたためか、小さな館内が人であふれていた。 入館料が無料のため、スタートの所沢航空発祥記念館より入館者数が多いかも?
  展示スペースは所沢より狭いが、今回の展示が初公開の「烈風改」の設計図など、堀越二郎に関する資料は中身が濃い様な・・・? 展示されている手帳や構造計算をしたノートを見ると、堀越の几帳面さが伝わってくる。
  ○利用時間 午前9時〜午後5時(入館4時30分)
  ○休館日 年末年始(12月27日〜1月4日)
  ○入館料 無料
今回のお薦めお土産 ゴールの藤岡歴史館内にある売店で売っている、『かいこの王国』。

地元の小さなお菓子屋さんが作った、お蚕さんの県=群馬らしいチョコレートです。
お菓子屋さんのHPでの文句は・・・
  ≪おいしく・楽しく・ちょっと気味の悪いチョコレートをお買い求め下さいませ。≫
気味悪いチョコレートって一体!?(笑)