第49回 D-Wind Rally  『高崎市内 ○道巡り
コース案内(作成記)

コースレイアウト図は、こちら(PDF版)
スタート〜2CP


スタートにトイレがあります。
※今回は○道(林道、旧村道)がテーマなので、コース案内も道を中心に案内します。と言うか、道中山ばっかりで見どころはありません・・・(^_^;;


 スタートは、DWR38でCPを置いた『長野新幹線 安中榛名駅』。 駅前に広がる新興住宅街もかなり分譲が進んだようだが、新幹線の乗降客は相変わらずで、停車する本数も上下とも1日12本だと致し方ないか・・・。
今回のコースは、途中にトイレが無いので、スタート前に済ませておいてください。 駅のトイレは改札の中にしかありませんが、駅員さんに声を掛ければ中に入れてくれます。
また、小さな駅の売店には、「おぎのや」さんが店をだしており、定番の「峠の釜めし」の他、「碓氷峠の力餅」を売っている。 「碓氷峠の力餅」は「赤福餅」に似た感じで、あっさりして美味しいです。


 スタートからは、安中榛名駅のために作られたチョット無駄な県道48号で一度北に向かい、元の県道48号(現122号)で安中榛名駅方面に戻る。 途中ODを置き、風戸峠の手前から林道に入る。 入ってすぐにダートになるが、約200m位でコンクリート舗装になる。また、ダートは全くガレておらず、車高の低い車でも問題ない。

 林道・榛倉線は落枝や落葉が多いせいもあり、道幅が狭く感じ、鬱蒼としているためやや走りにくい。 短い間隔でアップダウンを繰り返し、勾配もかなりきつい。 また、落石も多いので注意! 試走時落石で通行出来なかったが、メールで高崎市榛名支所に連絡をすると、休み明けの月曜日に早速取り除いてくれた。 

 周囲が開け、明るくなると、林道は島山の村に降りる。そのまま林道の雰囲気がある恐らく元倉渕村村道と思われる道を走る。 島山の配水場に1CPを置いた。 ここからは、道幅も広めになりリズミカルに走られる。

 5図先の右手に『倉渕パン工房 湧然』がある。 国産小麦、天然酵母を使ったパン屋さんで、イーストや卵や乳製品も使っていない。 非常に素朴な感じがするパンで、美味しいので、是非立ち寄ってもらいたい。 ただ、土曜日しか営業していないので注意。

 
2CP〜6CP  2CPから先、林道・三ッ丸太平線に入る。 2CPの先すぐにダートになり、7図の分岐までダートが約1.4km続くが、路面は良く締まり走りやすい。 ただ、途中採石場があるので、ダンプも走っているので注意。
 
 7図から林道・上野元三沢線に入る。 最初に一気に高度を上げるが、その後はアップダウンがあるがフラットに近い感覚で走りやすい。 ただ、ここも林道・榛倉線程ではないが落石が多い。
以前はダートが残っていた様だが、今は全線舗装になっている。 途中県道33号線に下る道との分岐に3CPを置いた。

 林道・上野元三沢線を抜けると、直線的に県道54号線に下る。 権田の集落を抜け、バスの待機場(バス停)の脇から元倉渕村村道・鳴石線に入る。 その入口に4CPを置いた。
道は林道の雰囲気だが、元倉渕村村道。 と言う事は、今は高崎市市道!?(笑) 途中民家もあり、対向車も多いので注意。


 当初プランでは、10図を直進し林道・鳴石線、杖ノ神線で榛名山山頂まで登るつもりだったが、鳴石線は「一般車通行止め」。 また、林道・鳴石線の入口辺りの路面の状況もあまり良くなかったので、ここはスッパリと諦め、10図から榛名西麓広域農道を走る事にする。
 林道鳴石線は、ダートになるまでは右の様な風景良い場所もあったのですが・・・。

 榛名西麓広域農道をしばらく走った後、林道・杏ヶ岳線に入る。 全線ダートで通り抜けられる林道としてオフローダには人気のある道であるが、ここも徐々に舗装化が進み5CPの少し先までは舗装されている。 その先はダートが約4km続く。 ダートになってすぐは、少し路面はガレているが、その後はガレた箇所は少なく、雰囲気も明るくカーブミラーもあるため走りやすいが、コーナのわだちが深い。ラリー車が練習走行でもしているのかもしれない。
試走車のSX4では全く問題無いのだが、車高の低い参加車両もあるので、迂回コースも設けた。


 ダート抜け、榛名山につながる県道33号線を少し下った地点から林道・南榛名山線に入る。 迂回コースは、榛名西麓広域農道を走り、県道33号線を上る。
林道の入口に6CPを置いた。

 林道・南榛名山線の入口に、今回のコース、唯一のお食事処の「びくや」がある。 蕎麦、岩魚料理の他、猪肉料理もある様だ。 試された方、感想をお願いします(笑)
6CP〜FCP  林道・南榛名山線は、榛名山に上る県道33号線と126号線を結ぶ全長約12kmのロング林道。 その名の通り榛名山南麓にあるため眺めも良く明るい林道である。
6CPから8CPへは、アップダウンはあるが全体的には下りで、道幅も余裕があり気持ち良く走る事ができる。 快走しすぎると危険なので、数え問題を準備した(笑) ホントに気持ちいい道です。
途中の林道記念碑に7CP、林道出口に8CPを置いた。


 コースは、そのまま林道・東榛名山線に入る。 県道28号線までつながる林道で、2000年に開催した第6回DWRの時はまだ工事中だった道。
開通が新しいため、前半走った林道より道幅が広いが、アップダウンがややきつく、南榛名山線の様に気持ち良くない・・・。 林道の出口に9CPを置いた。

 14図で林道は終了。県道28号線に入る。今は県道であるが、元は「林道 松之沢線」。
途中からその雰囲気をタップリ楽しめる。松之沢峠を越えて榛名のカルデラの中に入るが、峠前後の道は穏やかである。 峠に10CPを置いた。


 榛名山名物の直線道路(反対車線はメロディラインになっています)を走りゴールに向かう。
ゴールは、上ノ山公園。 その名の通り、伊香保温泉の裏山(?)の上(頂上)にある公園で、温泉街とロープウェイで結ばれている。 公園内にある見晴展望台は、昨年の震災の影響で5月末まで工事中だが、ロープウェイの駅の横の展望台からも絶景が楽しめる。赤城山を見下ろした様に見たのは初体験でした。

 ロープウェイに乗らなくとも、片道20分位で遊歩道と階段で伊香保温泉の石段街の上にある伊香保神社まで歩ける。 温泉街だと駐車場の心配があるが、頂上に車を置いたまま散歩がてら温泉街まで歩いて行ける。 17時までなら帰りはロープウェイで戻って来られる。石段街にある日帰り温泉で一風呂浴びて、帰りはロープウェイで戻って来る事も出来ます。 是非!


 ゴール後、帰路は16図まで戻り伊香保温泉を通る事になると思いますが、是非その途中にある「清芳亭」の温泉まんじゅうをお土産に買って帰ってください。 温泉まんじゅうの発祥の地は伊香保温泉です。 伊香保温泉の「黄金の湯」という茶色く濁ったお湯にちなんで、まんじゅうの皮が茶色になっています。 他のお店でも売っていますが、「清芳亭」が一押しです。
5月なら季節限定のかしわ餅もあります。こしあん、つぶあんに味噌あんの3種類。 味噌あんのかしわ餅って群馬(関東)らしいと思ったが、ネットで調べると京都にもあるようだ・・・。