第46回 D-Wind Rally  『走春 2011−甘味をお伴に
コース案内(作成記)

コースレイアウト図は、こちら(PDF版)
スタート
(営業時間前はトイレなど使用不可)
 スタートは、前橋市の南部にある『JA全農ぐんま・花木流通センター。 その名の通り花の苗だけでなく苗木、園芸資材関係を販売してる農協の直売所である。
営業時間が9:00からなので、それより早い時間では、トイレなどの施設も使えないので、コマ図S1図にあるコンビニで用を済ませておいて下さい。
 また、いつもの如く、途中に食事処がありません。 公園はタップリありますので、少しずつ強くなる春の日差しを浴びながら、お弁当を広げるには丁度良いかもしれません。
今回は、お弁当の代わりに、甘味で済ませる事も出来るコースです(笑) では、出発! 
スタート〜1CP
(前橋市市街)


1CPにトイレあり
 スタートからは前橋市街地に向けて北上する。 コマ図1図先では、左手に榛名山、右手に赤城山を望む事が出来る。 また道の左右には田畑が広がる。 この辺りは二毛作が行われており、今の季節は麦が寒さに耐えている。4月になると一気に伸びて来る。
 群馬は小麦の生産高が全国2位で、「粉食文化」の地である。 蕎麦の美味い店も多いが、うどんも名物で、水沢うどん、館林うどんが有名である。 また、高崎を中心にパスタのお店も多い。

その様な土地柄のためか、インスタント麺の会社(工場)も多い。1図先にはサンヨー食品(サンヨー食品の創業の地は前橋である)の工場があり、コース後半の40図を直進した先には、ぺヤングやきそばのまるか食品の本社工場がある。 

そんな粉食文化を味わって頂くコースを作成しない私って・・・(^_^;; いつかはきっと!?(笑) 今回のコースでは、これも粉食文化の一端って言うものを紹介しますので、お楽しみに!


 ODは、『前橋こども公園』に置いた。 園内には道路や信号機などがあり、子供が足踏みカートで走りながら交通ルールを学べる「交通公園」である。 が、残念ながら平成24年まで工事中で、子供の姿を見る事は出来なかった。 (写真にカーソルを乗せると、現在の状況に変わります)


 ODから前橋の郊外(?)を東に走る。 ODの先2つ目の信号の右手前に、白いたいやきの『たい焼き本舗・藤屋』がある。たい焼きも「粉食」と言えば粉食です。 ただこのお店は、福岡・大牟田が本店のチェーン店である。 私も初めて買ってみたが、帰宅後見て見ると形が変! たい焼きじゃなくて、パンダ焼き? 皮などの味は一緒だろうけど、やっぱり形も大事でしょう!(私が注文を間違えたのかな?) 味は、もちもちの食感で、餡子の味は比較的アッサリ目。 個人的にはDWR42のスタート地点・道の駅こもちの子持ちたい焼きの方がお勧めかな・・・。 営業時間が10:00からなので、余程遅いスタートでないと開店していないと思うが、たい焼き(パンダ焼き)好きの方どうぞ(笑)


4図から北上する。6図先では、国道17号のバイパス=上部国道の工事が進んでいる。側には、小さな古墳があり、国道が開通すると交通量が飛躍的に増え、状況が一変するため少々迷惑そうである。古墳からは西には、榛名山が眺められる。(写真にカーソルを乗せると、榛名山が眺められます)


 1CPは、前橋市営の日帰り温泉・『あいのやまの湯』。すぐ裏が「荻窪清掃工場」なので、そこの廃熱を利用している様に疑いたくなるが、本当の温泉である。 農産物直売所の『味菜』や荻窪公園も併設されている。 最初の試走時(1月10日)は風もあり寒い日であったが、荻窪公園ではお祖母ちゃんに連れられた女の子が元気に遊んでいた。
1CP〜3CP
(赤城山麓)


各CPにトイレあり
(但し、2CPはザゼンソウの見頃が終わると閉まる可能性あり)
 1CPから県道を西に向かい、途中から脇道に入る。 10図にある赤鳥居は、赤城山に登る赤城県道にあるあの有名な赤鳥居の先代である。(写真にカーソルを乗せると現在の鳥居が見られます) 現在の赤鳥居は、10図の止まれのある十字路の左方向にあるが、現在塗装工事中でその姿は見えない。

 11図から一気に高度を上げて行く。 2CPは、2002年開催のDWR20・『走春』-春の息吹を感じながら−でも訪れたザゼンソウの自然群生地。 2月上旬から3月上旬にかけてその姿を見ることが出来る。

 2CPから13図先辺りが今回のコースでもっとも標高が高い地点になる。2度の試走ともこの辺りだけ雪が舞っていた。 平地でも雪が降った際は、この辺りは積雪に注意が必要。

 13図からは第2赤城南面道路(空っ風街道)を走る。 途中、異臭が漂うが、前橋の市街地から秩父方面の山まで望める。 13図先最初の信号の先左手に『山菜まんじゅう本舗・武本』がある。 蒸かし饅頭で中の具が、山菜、あんず、つぶあんの3種類がある。1個150円で少し高く感じるかもしれないが、素朴な味わいで特にあんずは饅頭には珍しい味である。 中味の具の種類が判る様に焼印が付けられているが、2回目の試走時に買った際は、山菜のはずがつぶあんであった・・・(^_^;; ま、つぶあんも美味しいから許せるけど・・・。 この辺りでは、小腹が空いている時間帯だと思うので是非。(写真にカーソルを乗せると饅頭が現れます)


 14図からは一気に下る。ここも眺めが良い。 嶺公園に3CPを置いた。 チェックポイントの横の駐車場の先を降りた所に水芭蕉の群生地がある。 水芭蕉といえば尾瀬が有名であるが、ここでは尾瀬より約1ヶ月半早く水芭蕉が楽しめる。3月20日頃から4月中旬まで楽しめるが、時期が遅くなると、「こんなに大きくなっちゃうの!?」と思うくらい化け物になった水芭蕉が楽しめる(笑)
3CP〜6CP
(前橋郊外〜伊勢崎郊外)


各CPにトイレあり
 3CPから県道で東に向かう。 18図の予定していた道が3/17まで工事中で通行止めのため、19図、20図で迂回する。 
 4CPは、市町村合併で前橋市になった『みやぎふれあい広場』に置いた。ここにはタケノコの形をした遊具がある。その名もずばり「たけのこタワー」で、3種類の滑り台がある。 最初の試走時ここも寒風の中遊んでいる親子が一組いた。 その周りを何度も回ってクイズを設定した(笑)


 4CPから更に東に進み、恐らくDWRで一番数多く登場している交差点(22図先)を通り、23図から南下する。 25図からは国道50号線が混雑している際に地元の人がよく利用する抜け道の県道に入る。 北関東道が関越・高崎から太田まで開通してからは国道50号の混雑もかなり減った様に思う。この県道を走る機会も少なくなった。適度なコーナ(コーナの先がすぐに橋と言うパターン)が程よい緊張感を与えてくれる道である。


 5CPは大室公園に置いた。過去のDWRでもCPを置いた事があるが、今回は初めて南口からアプローチした。北口の方は広場が広がるだけであるが、南口側には遊具がある。 2度の試走ともかなりの家族連れが遊んでいた。みんな元気だ!(笑) ここから見た赤城は、空が高かった!


 5CPから更に南下し、伊勢崎市街を目指す。 北関東道のスマートICの側から『波志江沼環境ふれあい公園』に向かう。 ここは2006年から整備が始まった比較的新しい公園であるが、アプローチの道が狭かったり、周辺の住宅との関係がうまくいっていない様な感じがしたり、何か中途半端な感じがする。 2度目の試走時に立ち寄ったのだが、沼の水はほとんど干上がり、赤城も寒々としていた。
6CP〜ゴール


各CPにトイレあり
 6CPから伊勢崎市街地に入って行く。 31図の華蔵寺公園には以前珍しいC61型機関車が静態保存されていたが、現在大宮車両センターで復元(動態保存化)作業中で、今春から走り出す予定である。

 伊勢崎市街地の交通量の多さを避けて、一度西に周りこんでから市街地に入る。33図辺りは旧市街地からは少し離れた郊外型大型店舗が並ぶ一帯である。 33図の少し手前に、道のすぐ側に牛がいる(牧場)のに驚くが、何か群馬らしい風景と思うのは私だけかな・・・?(笑)

 33図先の右手には、タレントの森公美子さんが某TVで紹介した事がある『妙ちくりん』がある。ここはコーヒー大福で有名になった。我が家でも伊勢崎に来る度に買って帰っていた。今では大福の種類も増え、生クリームロールケーキや、DWR43でも紹介したかりんとう饅頭まで扱っている。儲かっているようだ(笑) コーヒー大福は冷凍もしくは冷蔵されて売られているので、すぐに食べるなら冷蔵タイプを、お土産にするなら冷凍タイプをどうぞ。手広くやり始めても味は守っているようなので、是非お試し下さい。

 7CPは、伊勢崎西部公園に置いた。 夏にここの前を通る度に、霧状になった噴水で子供達が涼んでいる姿を見て、一度CPにしたいと思っていた場所である。ただ、この季節、噴水は休止中ですが(笑) ここも2度とも沢山の家族連れが遊んでいた。 
 公園の主役は子供の筈だが、最近は老人の利用も増えているようで、健康器具が目に付く公園が増えている。 6CPの波志江沼環境ふれあい公園にもあったが、ここ伊勢崎西部公園のそれは上り下りする階段まである結構本格的(?)なものである。クイズにしたのでトライして下さい。
 公園の北側を流れる川の堤に上がると、赤城山と榛名山が眺められる(写真にカーソルを乗せて下さい)。
ちなみにこの川は、DWR42のゴール地点(利根川・坂東橋たもと)の近くにあった取水口から取り入れられ、前橋の市街地を流れてきた広瀬川(3図で渡った小さな川)と、前橋の郊外を流れてきた桃の木川(4図手前で渡った川)が合流した川(広瀬川)である。

 7CPから更に南下し、伊勢崎の南部に出る。 途中、『連取(つなとり)の松』に寄り道する。 私も初めて立ち寄った。 推定樹齢300年以上の立派な松である。こんなに枝が張った松は初めて見た。

 更に南下し、群馬と言えば、『群スペさん』。その代表的な新井さんのお店(アライモータースポーツ)にお邪魔する事にする。 昨年の3月に「WRC+」誌で始まり、見事に1回だけで終わった(笑)「コマ図で走ろう! ドライブラリー」のゴール地点でもあったので、訪れた事がある方も多いと思う。
 今回も残念ながら新井さんは、嬬恋でのラリーに出かけられていてご不在だったが、スタッフの方にCPとクイズを置かせてもらうお願いをし、快諾して頂いた。 スタッフの方がかなりマニアックな(笑)クイズの案を出してくれたのだが、簡単な確認問題にした。 月曜日は定休日なので、クイズが解けませんので注意して下さい。

 当初プランでは、新井さんのお店でゴールにするつもりであったが、距離が意外と短く、また、ここまで来たらもう少し脚を伸ばして、最近東京や大阪の有名デパートで行列が出来、かなり評判がいいらしい群馬が生んだ銘菓(?)のラスク「グーテ・デ・ロワ」の製造メーカである『ガトーフェスタ・ハラダ』をゴールにする事にした。 
我が家ではブレークする前から好きで結構食べていました。実は今ではチョット飽きています(笑) 家内曰く『値段の割りに嵩があって、お土産に見栄えがするから人気があるんじゃ?』と(笑)。 私は、値段の割りに美味しいと思います。コストパフォーマンスが高いと思います。 工場に併設された本店では、それ程並ばずに買えますので、是非ご近所さんへのお土産にどうぞ!(笑)
これも粉食文化と言えばそうかな・・・?
甘味のまとめ ●3図(OD)先 『たい焼き本舗・藤屋』 
  営業時間:10:00〜19:00(一日800個限定のため無くなり次第閉店) 月曜日定休日
     
 
●13図先 『山菜まんじゅう本舗・武本』 
  営業時間:10:00〜17:30(無くなり次第閉店)  火曜日、水曜日定休日
     

●33図先 『妙ちくりん』
  営業時間:10:00〜18:00(土日祝は9:00〜)  元旦のみ休日
     

●44図先(FCP) 『ガトーフェスタ・ハラダ』
  営業時間:10:00〜19:00  元旦のみ休日