第41回 D-Wind Rally  『夏休み自由研究解決コース
コース案内

スタート

【昆虫探し&亜熱帯環境体験】
 スタートは、前回DWR40のゴール地点の「県立ぐんま昆虫の森」。 ここでは昆虫採集は出来ないが、安藤忠雄設計の巨大な温室の中に再現された西表島の亜熱帯環境を体験するのも良いかも。
また、夏休み期間中は、クラフト教室やカブトムシ飼育教室などのプログラムを行っている。 
   入園料:400円(中学生以下は無料)
   開園時間:9時30分〜17時。
   休園日:毎週月曜日(祝祭日の場合は、翌火曜日) 詳細はこちら


 わざわざ入園料を払ってぐんま昆虫の森で昆虫を見なくても、コース途中のどこかできっと出会えると思う。コース試走時も、4CPの問題Fの看板の前で蝶々を見たし、11図先では捕虫網を持った人を見かけた。X問題(X−1)を見つけたら間近で見ることも出来る。 また、11図先では鹿や野ウサギにも出会えた。 群馬って自然が一杯!(笑)
スタート〜3CP

【写生&廃線探検】
 5図から県道16号で久しぶりに(私が)赤城に登ることにする。 最初の試走時、2CPの先は霧が深く、途中で引き返す車もあり、目的の覚満淵は見えないかなと諦めたが、上まで上がると良い天気であった。
鳥居峠に3CPを置いた。 3CPの目標物は、速度規制と追い越し禁止解除の標識。 ここで解除してもらってもその先はないのですが・・・。
モータリゼーションの時代までは、赤城観光のメインルートは、ケーブルカーでこの鳥居峠まで上がってくるルートであった。ケーブルカーの山頂駅跡がレストハウスになっている。中に当時の写真などがある。
ケーブルカーの軌道跡に階段が残っていて、かなり(?)下った所に湧き水があり、廃線(ケーブルカー)探索がてら下って行ける。ただ最大勾配58.6%です!(笑) 

 鳥居峠から見る覚満淵の風景が好きです。この時期チョット色味が足らないが、絵に心得がある人はスケッチをしてみては? 覚満淵の周囲には木道の遊歩道もある。1周30分くらいなので散策するのも良いだろう。(散策する際は、8図のビジターセンターに車を置くと良い)
3CP〜4CP

【赤城山研究】
 大沼湖畔を約半周する。8図先すぐの所は、土産物屋やボート乗り場などがあり賑わっているが、9図先の北岸辺りは、比較的人が少なく、静かな湖畔が続く。写真は大沼北岸から鳥居峠方面を望んだ風景。

 4CPは、『赤城山総合案内所』に置いた。以前は『エネルギー資料館』で、屋根の上には風車があった。DWRの人気シリーズだった(笑)「頭文字DR」シリーズの1stSTAGE(DWR9)のゴール地点であった。 DWR9の時にクイズにしたエネルギー資料館の遺産の水力発電所の水車ライナーは、その説明が全く消えていた。
 案内所の中には赤城山の歴史やゆかりの人の紹介のパネル展示などがあり、思いっきり「赤城山ローカル」な世界。 タップリクイズを用意した(笑)
   開館時間:9時〜16時。
   休館日:なし
4CP〜6CP

【木工工作】
【からくり人形、あやつり人形体験】
 4CPからは現在の赤城観光のメインルートの県道4号を走る。路線バスも、かなりのご高齢の方の軽四もトコトコ走っているので、拓海になりきりダウンヒルをかっ飛ばない様に!(笑)
途中駐車スペースがある場所から林道に入る。 県道4号より下り勾配が緩やかで、涼しさの中気持ちいいワインディングが楽しめる。 ここは今回のコース作成で3回走ったが、出会った車は何故かすべてジムニーだった。ダートもないし、路面も良いのでジムニーの様なワイルドな車は要らないのに・・・。
 途中の『赤城ふれあいの森』に5CPを置いた。11図の駐車場横から赤城ふれあいの森までローラー滑り台がある。あらかじめお尻に敷くものを準備しておけば、ドライバー以外は滑り台で5CPへどうぞ。
ここは、木工道具などを無料で貸してくれる。材料代だけ払えば本棚やプランターなどの木工工作が出来る。
 以前よく通ったゴルフ場の脇を17%の急勾配で一気に下り、県道4号に合流する。試走時アジサイが綺麗であった。

 6CPは、『現代からくりおもちゃ美術館・ぽるぺっぽ』に置いた。 お茶を入れたり、書道をする日本のからくり人形の様な複雑なからくりはないが、ハンドルをくるくる回すという単純な動作をカムやリンクなどでさまざまな動きに変える構造を楽しみながら、作品を楽しむ事が出来る。
また、あやつり人形も体験できる。 『ウォッス!』をする鳥(オウムかな?)です(笑)→
 入館料が必要なので、クイズはボーナスクイズ(正解で1点)とした。
館長(オーナ)には、『ドライブラリーのコースで紹介します。入館せずに駐車場にだけ入って来る人もいると思います。』と一応ご挨拶はしていますが、コーヒー(自販機ですが)のサービスも付きますので(笑)、出来れば入館してあげて下さい。(完全にオーナーの道楽の美術館で、車はアウディのTTに乗られていますので、入館者が少なくても食うに困らないとは思いますが(笑))
   入館料:800円(小・中学生は400円) 割引券をHPからプリントして持って行くと100円引きです。
        また、見学後コーヒーか自販機のドリンク代100円バックされますので、実質600円。
   開館時間:10時〜17時。
   休館日:毎週火・水・木曜日  夏休み期間中(8月)と祝日の場合は休まず開館
夏休み中に、『ぺたぺた工作』も予定されているようです。

隣接して、蕎麦屋・桑風庵本店がある。ここのお蕎麦は美味しいです。昼時に6CPに着いたら是非ご賞味下さい。
6CP〜11CP

【不思議実験】
 6CPから少し赤城山方面に戻り、牧場などが密集する場所へ向かう。チョット(慣れない人には相当?)臭いのでしばし我慢!(笑) 
牧場の牛糞置き場(?)がある交差点(17図)を右折し、急坂を登りきって緩やかな下りに入った所に7CPを置いた。 目標物がイノシシの罠と言うチョット物騒な(?)場所だが、大丈夫だと思う(多分(笑))。 7CPの少し先のスペースでUターンしたら、問題Mを解こう。

 赤城第二南面道路(空っ風街道)を走り、3月に閉園になった『赤城自然園』の8CPを経て、赤城村深山(現 渋川市赤城町)に向かう。 プランでは赤城自然園を通らず、林道で向かう予定であったが、途中何と大型トラックが2台も停まり、切り出した木の積み出しを行っていた。 『どこから入って来たの?どこから出て行くの?』 実際トラックに出会うまでの道は普通の林道で、途中ダートもあった。トラックが曲がれるの?っていうカーブもあったし・・・。 作業が終わるのを待って見届けたかったが、時間がないのでパス。

 21図から深山周辺の林道を楽しむ。 1DayDRとして開催したDWR18以来、久しぶりに訪れた。 この辺りの林道はやや古い林道なのか、道幅もやや狭く、路面も一部コンクリートの簡易舗装である。でも急なアップダウンは無く、非力なスイフトでも楽しめる。 また法面や崖などが無く、森林の中の林道と言う雰囲気である。 23図に9CPを、25図の赤城キャンプ場に10CPを、27図に11CPを置いた。
11CP〜FCP

【天体観測】
 11CPからは県道で下り、利根川を渡り子持村(現 渋川市)に入る。農免道路(ちなみに正式名は、「農林漁業用揮発油税財源身替農道」と言うらしい)を通り、三国街道(県道36号)に入る。入る手前に12CPを置いた。
 三国街道を走り、中山峠で右折してゴールの『県立ぐんま天文台』に向かう。ここは、第236回PDQM(2004.12月号 昭和〜群馬 80Km)でCPになったので、訪れた事がある方も多いだろう。 スタートのぐんま昆虫の森に負けず劣らず、税金の無駄遣い施設であるが、天体観測というチョット非日常的な体験が出来るだけ、ぐんま昆虫の森よりは存在の意味があるか・・・? 五十歩百歩か?(笑)
 PDQMの時に初めて天文台のある所まで上がったが、ストーンヘッジ(昆虫の森の温室と同様、愚の骨頂?)の辺りから見る山々の風景は、清清しい気持ちになった。今回は梅雨時だったためやや眺望が効かなかったが、駐車場からここまで上がって来るのにかいた汗が引くまで、しばし風景を楽しんだ。
 天文台への入館料は必要だが、天体望遠鏡の使用料などは不要で、予約も必要ないため、是非天体観測を楽しんでもらいたい。 
   入館料:300円(中学生以下は無料)
     昼間に施設見学をし一旦退出した後、同じ日の夜に天体観望へ参加する場合、
     昼間のチケットを提示すれば無料で再び入館できます。
   開館時間:10時〜17時。19時〜21時。 詳細はこちら
   休館日:毎週月曜日  イベント予定など詳細はこちら

 赤城の南面から西面のローカルなスポットばかりですが、夏休み自由研究の助けになれば幸いです。