第39回 D-Wind Rally  『榛名南麓ローカル歴史探訪
コース案内

スタート  スタートは、群馬県渋川市の渋川ICから程近い、カーショップ・オートウェイ渋川店。ちなみに私がティーダの夏タイヤとアルミを買った店です(笑)
駐車場脇の道がスタートなので、駐車場で準備を済ませ、スタート地点についたら速やかにスタートして下さい。
スタート〜2CP  スタートからは利根川西岸を前橋方面に向かう。途中からいつか走った道になるが、気にせずそのままお進み下さい(笑)
 上毛大橋が開通する時に付け替えられ、道幅が広くなった所にある小さな神社(不動尊)にODを置いた。 クイズAの答えが書かれた説明板を読むと、『坂東太郎』の名前の所以を充分に感じる過去の歴史が書かれている。
 DWR34の時に群馬総社駅前の石碑をクイズにしたが、この辺りは群馬こけしの発祥の地で、2図先にはこけし屋さんが多数ある。

 1CPは、大藪城址に置いた。畑になってしまい何の跡形も残っていないが、物見台があった場所からは、厩橋城(前橋城・現在の県庁)を望む事ができる。 厩橋城は後ほど訪れる箕輪城の支城として作られた石倉城がその前身と言われている。
 ショートチェックの2CPは山子田城址に置いた。 大藪城が丘城に対してこちらは平城で、川の流れを利用した堀があった様である。 ここからは赤城が雄大に望める。
 大藪城と山子田城の関係をクイズにした。それぞれの城址にある案内板で何らかの関係があった事は判ってもらえると思う。クイズの答は5CPで探して下さい。
2CP〜4CP  2CPからは少し県道を走り、榛名に向かい上りに入る。 途中「止まれ」のある十字路に、DWR名物(笑)の『この先通り抜けできません』看板が出てくるが、ご安心を! 気持ち良いワインディングが楽しめる。何でこの看板があるのか理由が分からない。 途中にある鳥居と巨木(?)をクイズにした。木が大きいのか、鳥居が小さいのか、お楽しみ!(笑)

 3CP地点が今回のコースで一番標高が高い場所になる。約700mであるがそんなに登って来た感じがしない。コース作成をお手伝いしたOQM35で走った千葉県の最高峰・愛宕山(408m)の方が山の中という感じがする。 すぐ下のゴルフ場が冬でもクローズドしないので積雪の心配はあまりないと思うが、平地でも積もった時は凍結に注意して下さい。
 3CP地点は『富士見峠』という名前が示すとおり富士山が見える筈だが・・・。方角的に本当に見えるのかな・・・?試走時も筑波山は見えたが、富士山は影も形も無かった。  また、ここは夜景スポットでもある(写真にマウスを重ねてみて下さい)。

 3CPから一気に下り、自衛隊の演習場の側(中?)を抜けて県道に出て南西に走る。 以前X問題にした事がある変な(?)家を横目に右折する。 右折してしばらく走ると、左手に広場が見えてくる。今の季節ホントにただの広場だが、春になると一面に芝桜が咲く(写真にマウスを重ねてみて下さい)。 
 その先にあるチョット怪しげな神社(?)に4CPを置いた。芝桜のシーズンにはここの地主さん(?)がいて色々と説明してくれるが、シーズンオフは誰もいない。 宝くじを当てたい人は信じてお参りして下さい(笑)
4CP〜7CP  4CPからはそのまま直進するつもりだったが、私有地の畑の中を通る様な感じなので、Uターンして再スタートする。 
 ショートチェックの5CPは箕輪城址に置いた。箕輪城は日本100名城に選ばれている。石垣や空堀の跡がしっかり残っていて、1CPや2CPの城址とは比べようがない程立派である(笑) ここは98年のマイルドセブンラリーでCPが置かれ、DWR26でもCPを置いたが、何れも今回とは反対側から城址内に入っている。そちらからだと車で本丸近くの駐車場まで行けてしまう。 今回は、車を置いて武将(歩兵?)になった気分で、城攻めを体感してもらいたい。 そのため駐車場から一番遠い場所にクイズを置いた(笑) と言っても40分もあればクイズを解いて城址を一周して駐車場に戻って来られるのでご安心を。

 箕郷(平成の大合併で高崎市になってしまいました)の町中を抜けるが、途中箕郷支所横にある旧下田邸にクイズを置いた。 試走時はまだ紅葉が綺麗であった。 小さな庭であるがなかなか風情がある。箕輪城攻めで疲れた身体を休めるのに丁度良いかも。

 烏川の対岸に渡る。23図前後は若干流れが悪いので、しばらく我慢を。 川を渡りひと山越えた先の上野国一社の八幡(やわた)八幡宮に6CPを置いた。 CPの場所が良くないので、距離を控えたらすぐに駐車場に移動して下さい。 駐車場はコースを少し戻った右カーブの所に入口があります。
 ここには算額が数枚奉納されており、それに引っ掛けてか現代の和算と言わんばかりにナンバープレイスが奉納されている。クイズにしたので帰宅してからゆっくり解いて下さい。

 6CPから碓井川を渡り、DWR38で訪れた達磨寺の側を通り、DWR38と同じく観音山に別ルートで上がる。途中お地蔵さんが左手にあるが、戦後の身代金目的の誘拐事件で唯一未解決事件の「功明ちゃん事件」の功明ちゃんを弔うためのお地蔵さんである。

 DWR38でも少し走った県道を今回はそのまま走る。、過去のDWRに参加された方には見覚えのあるお地蔵さんを横目に吉井町に入り、ゴルフ場の中を抜け吉井の町中に降りる。この区間やや道幅が狭い区間もあるが、山道のドライブが楽しめる。 村落を抜ける区間は特に道幅が狭いので充分に速度を落とし注意して通過して欲しい。 途中に7CPを置いた。
7CP〜FCP  8CPは、馬庭念流の道場に置いた。ここもDRで一度訪れた覚えがあるが、いつだったか覚えがない・・・。 申し込みをすれば道場を見学できる。

 8CPからゴールまでは平坦な道が続く。 鏑川を渡り藤岡市に入る。 七輿山古墳に9CPを置いた。 ここは、1998年から2001年に掛けて、群馬県下で開催されていた『SUBARUクイズ&ラリー』で一度訪れている。 久しぶりに訪れたが何も変わっていなかった(当たり前?)。 この辺りは古墳が多く、コマ図40図左手に藤岡市の埋蔵文化財収蔵庫がある。 この前後の道は非常に狭いので十分に注意して走行して欲しい。

ゴールは多胡碑記念館。 ここも『SUBARUクイズ&ラリー』でCPになった事がある。 多胡碑は、奈良時代初期の和銅4(711)年に当時の群馬県では14番目の郡の多胡郡が誕生したことを記す記念碑で、日本三古碑の一つだそうです。 記念館(入館料200円)には多胡碑の他日本三古碑に関する資料が展示されている。 また多胡碑の書体にちなんで書道に関する展示会なども開催されている。