第38回 D-Wind Rally  Discover「日本」 2008
コース案内

今回は、B級「日本××」を楽しんで頂くため、CPの場所や途中の見所の具体的な名前を一部伏せています。  でも多分すぐに判ると思いますが(笑)
スタート スタートは、群馬県高崎市 『相間川温泉・ふれあい館』。地元の人には高崎市と言うより倉渕村と言った方が判りやすい?(笑) 市町村合併で高崎も広大な面積になった。

スタート地点は、コラボレーションコースのTDR13のゴール地点でなので、TDRの方でクイズを設定されていると思うので、DWRはさっさとスタート(笑)
スタート
  〜2CP
スタートからは国道406号線をしばらく走り、途中から県道48号に入る。県道48号は新道が出来ており、その旧道を走る。途中にOD、1CPを置いた。一つ西の峠=地蔵峠はかなり厳しい峠道であるが、ここの風戸峠はどこが峠?と言った感じの峠。
田舎道を下った所に突然場違いな建造物(駅)が現れる。ここに2CPを置いた。
駅前にある碑には、『駅の設置により周辺地域の産業・経済・文化・生活・環境のすべてを大きく変貌させ・・・』と刻まれているが、この一角だけが異様な世界である。駅前の住宅地は、新幹線通勤の人が住む事を目論んだらしいが、現実はりタイヤした人が多いそうである。 地元の人と上手くやっているのだろうか・・・。
また、この住宅地になっている場所には、環状列石発祥の地と言われている野村遺跡があったらしい。一応発掘調査は行われたらしいが、その後宅地造成で壊され今では正確な位置も判らないらしい。この遺跡の中心に立つと、冬至に妙義山に夕日が沈む。6図にあるモニュメントがその罪滅ぼしか・・・?
2CP〜4CP 2CPから県道を走り、ある城址に3CPを置いた。 1回目の試走の時は桜が満開で、花見客で賑わっていたが、2回目の時は誰もいなかった・・・。
ここからは遠く浅間も望むことが出来る。戦国時代の武将も本丸から浅間を見ていたのだろう。
クイズを解くために少し山城を攻めよう(笑)

更に県道を走り、ある温泉街を経由して、安中市街を目指す。16図にある「恵みの湯」は日帰り温泉であるが、砂湯が味わえる。 コース前半で時間的につらいが、温泉好きの方は是非お試しを(要予約)。

安中市街には中仙道の杉並木も残り、武者長屋なども復元されている。 また19図にある「安中教会」は、群馬で最初の教会で、日本人の手により創立された日本で最初のキリスト教会でもある。残念ながら中には入れず、道路から覗き込むしかない。
ある碑の前に4CPを置いた。
4CP〜7CP 4CPからは、小さく一山超えて再び高崎市を目指す。 以前あるDWRのコースでCPを置いたお寺に5CPを置いた。ここは拳法の発祥の地ではなく、福だるま発祥の地である(笑)
石段を登った本堂横にある達磨堂には、各地のだるまの他、群馬県出身の首相が奉納した大だるまが3つ展示されている。 現在(5月5日時点)の首相のものは無いので、辞めたら納めるのかな? 今回のDWRの開催中にその機会が訪れる様な気がするが・・・(笑)

5CPから利根川の支流の碓氷川を望みながらしばらく走り、高崎の住宅街を抜け観音山を登る。観音様の足元(?)に置いた6CPを通り、西側に下る。 途中障害者の方の施設を通るので十分に速度を落として注意して通行して欲しい。
施設を抜けた後は、途中から林道に入り、雰囲気の良い道になる。その後の県道の方が路面が悪いのはご愛嬌?(笑)

流れの良い県道で、富岡市街に入る。富岡と言えばあの施設。数年前訪れた時は公開もされておらず観光客も皆無だったが、今は世界遺産登録を目指して建物内部も公開され、観光バスで大挙して押しかけるほど観光地化してしまった。 周辺が観光客目当ての店などが増えて俗っぽくなっていないのが救いかもしれない。 その施設の近くに7CPを置いた。 写真は観光地化する前。
7CP
  〜10CP
7CPから県道で、名水百選に選ばれている雄川堰とそれに沿って咲く桜並木が美しい小幡に向かう。県道をそのまま進むと、雄川堰と桜並木が少ししか見られないので、手前で県道からそれて進むことにする。 1回目の試走の時は少し散り始めていたがまだ綺麗であった。開催時見て頂けないのが残念。
小幡の町の外れにある小幡七福神の一人がいるお寺に8CPを置いた。



さて、いよいよ群馬とゴールのある埼玉との県境を目指す。 そのルートは、未開通県道を2本走る事にする。 途中『この先通り抜け出来ません』の標識が2度出てくるが、ご心配なく。車高が落ちた試走車でも無事にゴール出来ていますから(笑)

小幡から県道204号を走り、途中から林道で県道71号に抜ける。この林道、周辺にあるゴルフ場への客のためか林道と思えない立派な道である。 
県道71号線は、高崎を基点に県境を越え、埼玉県道71号線となって秩父までつながる(予定?)の道である。 36図から県道71号線に入るが、すぐに『通行不可』の標識が出てくる。一度途絶えた後、山向こうの藤岡市上日野の「土と火の里公園」辺りで再び現れる。
コースは、牛伏山の南を通る林道で藤岡市側に抜ける事にする。最初の試走の時、中年夫婦が乗ったクラウンに遭遇したが、牛伏山から下って来たのか?確かその道は車は通行できなかった筈・・・。 このクラウン含め2台ほど対向車に遭遇したが、車は少なく走りやすい道である。途中ゴルフ場を見下ろしながら走るのは気持ち良い。
林道入口に9CPを、林道を抜け一軒宿の温泉に出た地点に10CPを置いた。
10CP
  〜ゴール
10CPから県道175号線に出て、途中から176号線に入る。この県道、マップルなどの地図では普通に県道表示になっているのだが、175号線から分岐してしばらく走ると、『高山方面通り抜け出来ません』の標識が出てくる。藤岡市のHPでは、途中940mが未開通(未供用)区間となっている。 この区間、路面はコンクリートの簡易舗装で、急坂もあり道幅も狭く離合が困難な場所も多いので、フリー走行区間(距離計測不要区間)とした。 車高の落ちた試走車でも腹を擦る事は無いし、道幅も3ナンバー車でも余裕があるのでご心配なく。

ある城址に登る道が階段になっていて、その段数が二千段あるその名もズバリ『二千階段』に11CPを置いた。当初プランではこの階段を登ってもらう予定であったが、試走時私の体調が悪く、3CPの山城攻めと5CPの階段登り、及び8CPの山登りで疲れてしまい、二千階段を登るのは断念・・・。体力が残っている方は是非チャレンジしては? 山頂からは前橋、高崎や赤城山、谷川岳を望める様である。
この二千段、チョットしたからくりがあり、二千段登らなくても山頂に行ける。どんなからくりかは現地で確かめて下さい。
2回目の試走時には何故か沢山のこいのぼりが泳いでいた。


11CPからは、当初プランでは桜山公園に抜け、ゴールを目指す予定であったが、地図上では桜山公園方面につながっている筈の道が、ハイキング道の様な道で、車では到底無理な状態。久しぶりに数百mバックを味わいました・・・^_^;
結局、176号線をそのまま下りゴールを目指すことにする。やや単調な道が続くがしばらくご辛抱を。
途中、試走時には枝垂れ桜や咲き始めた藤がきれいであった。


ゴールは、埼玉県児玉郡神川町 『神流川温泉・白寿』。 駐車場入り口がゴールライン。チョット判りづらいので行き過ぎに注意。 ここは、鉄分を含むにごり湯らしく、TDR作成者のTAKAさんがお気に入りの所のようです。 一風呂浴びて疲れを取ってから帰路について下さい。