第26回 D-Wind Rally 『群馬名物てんこ盛り
コース案内

スタート

トイレあり
スタートは、OQM−3でもCPが置かれた甘楽郡甘楽町の『物産センター』。
野菜など甘楽町の物産の他、ある姉妹都市から直輸入して、ここでしか買えない物もある。クイズにしようと思ったが、インターネットで簡単に判ってしまうのでパスする。
『甘楽町物産センター』:毎月第1、3火曜日定休日 9:00〜18:00
スタート〜OD

トイレあり
スタートからは、富岡市街を抜けてODの貫前神社に向かう。途中富岡と言えばピンとくる方もおられると思うが、旧官営富岡製糸場の正門前を通る。平日であれば中も見学できる様である。外観は、明治の建物と思えないほどしっかりした、美しい建物である。
また、旧官営富岡製糸場の手前の商店街を右折し、国道254号線を右折した先にある『新洋亭』は、大正15年創業の洋食屋さん。トンカツが旨いらしいが、私はここのラーメンが美味しいと思う。洋食屋さんらしく豚の角煮が入っていて、柔らかくて美味しい。ただスタートしてすぐなので、食事時に合わないですね。またの機会にどうぞ。
OD〜1CP ODは、群馬県で一番初詣客が多い『貫前(ぬきさき)神社』に置いた。一番多いと言っても三が日で10万人に程度。
ここは参道から本殿に至る過程が楽しめる(笑) 急な坂道、大鳥居までの階段、更に本殿までの階段。 えっ!?普通って? 階段の方向が普通の神社とはチョット違う。
これだけ階段があると、必然的に数え問題が付いて来ます(笑)  今年のシリーズ戦での好成績を祈願して、ODを再スタートして欲しい。 ODからは、98年のM7DRの富岡〜北軽井沢のスタート地点であった『もみじ平総合公園』の前を通り、1CPの小さな神社へ向かう。『もみじ平総合公園』は数ヶ月後に訪れる(?)ので今回は通過。  最初のコースプランでは逆向きに1CPに入り、コマ図7図から旧日産(現IHI)の宇宙航空事業部の前を通る予定であった。地図では道はつながっているが、私有地で入れずプラン変更した。
1CP〜2CP

トイレあり
1CPからは高崎観音のある観音山の西側を回り込み、2CPへ向かう。途中11図先から雪化粧した浅間山が綺麗に見える。また12図先からは、左に榛名、右に赤城。遠く武尊も眺められる。下り坂でコーナが続くので脇見に注意。
また途中、昨年の9月に時効となり、身代金目的の誘拐事件で唯一の未解決事件となった『功明(よしあき)ちゃん誘拐殺人事件』の功明ちゃんの遺体が発見された場所(人の谷津橋)を通る。情報提供を呼びかける看板がまだ残っている。ご両親の心痛をお察ししたい。群馬県民にとっても、いつまでも心の傷として残る事件である。
2CPは、少林山達磨寺に置いた。1月にはここ達磨寺を皮切りに、群馬県下の各地で初市(達磨市)が開かれる。いつもは閑散としている前橋の街もこの時は活気にあふれる。 願をかけて達磨を購入するのもよし。 境内にある達磨堂には全国の達磨が展示されている。また達磨と言えば選挙!? 群馬県出身の3人の首相の名前が入った達磨もしっかりと置かれている。 達磨堂は8:30頃から開いている。達磨堂内にクイズを設定しているので、時間に注意。
2CP〜3CP

トイレあり

(次ページに続く)
2CPからは、碓氷川を小さな橋で渡り、やや交通量の多い道北上する。交通量は多いが渋滞する程ではない。3CPは群馬町の「はにわの里公園」に置いた。 3CPに入る少し手前が、試走時は道路工事で通行止めであった。日曜日は休工で通れ、開催期間後半には終了している可能性もあるが。距離計測は迂回路で行っているので注意して欲しい。
「はにわの里公園」は八幡塚古墳など3つの古墳の周辺を公園化している。古墳築造時に並んでいたと思われる円筒埴輪の数を再現しようと、『プロジェクト6000』なるものが行われている。みんなで埴輪を作り、並べようというもの。毎週土、日曜日に埴輪作りが行われている。興味のある方は、参加してみては?但し、4〜5時間掛かるので注意。要予約。
「はにわの里公園」内には、歌人土屋文明の記念文学館、かみつけの里博物館などがある。かみつけの里博物館には、八幡塚古墳からの出土品の展示や古墳築造時の模型の展示がある。この模型の周りにあるクイズが面白いので、そのままクイズにした。入場料が必要だが了承願いたい。双眼鏡を持っている人は持参の事。持っていない人は博物館の受付で貸してもらえる。



2CP〜3CP

(前ページから続く)
また、八幡塚古墳古墳でのクイズは、かみつけの里博物館で実施している子供向けのクイズと同じ内容である(答えは違う)。小学生以下のお子さん連れの方は、かみつけの里博物館の受付で『王の墓なぞときノート』をもらい、子供さんと一緒にクイズを解いてみるのも良いのでは?子供さんがそのノートに感想を書いて受付にノートを提出すると、記念品がもらえる。参加費は無料。
『かみつけの里博物館』:入場料200円(65歳以上、中学生以下無料) 毎週火曜日(祝日の場合翌日)と国民の休日の翌日は休館。9:30〜17:00  027−373−8880 
3CP〜4CP 3CPから更に北上し、98年のM7DRの富岡〜北軽井沢でもCPが置かれた箕輪城に向かう。M7で訪れた方も多いのでは? その当時から説明看板一つ変わっていない。
箕輪城城主長野氏と武田氏との10年に及ぶ攻防といい、北条氏滅亡の後、関八州を与えられた家康が、四天王の一人井伊直正を城主とした事からもこの城が要所であったことがうかがえる。 2,3CPと歴史問題(?)が続いたので、ここでは算数問題を。
4CP〜5CP

トイレあり
4CPからは、鳴沢湖の西側を回り込み、榛東村に向かう。途中箕郷梅林を通る。開催期間の後半には梅が楽しめると思う。
榛東村は、榛名の東麓にあるさほど大きくない村であるが、伊香保が近いためか観光スポットが沢山ある。そのうちの一つ、『卯三郎こけし』に5CPを置いた。ご存じの通りDWRの1−3位の賞品はこけしである。創作こけしの生産量は、群馬県が日本一である事から賞品にしたのであるが、『卯三郎こけし』は群馬の創作こけしを代表する作者である。売店はやや観光志向的過ぎるが、こけしの製造工程の見学や卯三郎こけしのギャラリーも楽しめる。また、絵付け体験もできる。 また、28図手前には『耳飾り館』もある。
5CP〜6CP 5CPからは、前方に赤城を望みながら一気に里に下る。吉岡町にある地酒の蔵元『柴崎酒造』に6CPを置いた。6CPから、今回のメインイベントである『利き酒ツアー』の始まりである。勿論ドライバーは駄目!同乗者の方のみ。ドライバーには、非常に酷なツアーであるが、絶対に飲酒運転はしないように!
群馬は水に恵まれているせいか、地酒メーカが多い。柴崎酒造もその一つである。本当に小さな蔵元であるが、製造工程を案内してくれる。その場でお願いしても大丈夫な時もあるが、予め予約をしておいた方が良い。 勿論、重要な工程の麹室や酒母室は立ち入る事は出来ないが、仕込蔵などは見学出来る。ここは少なくなってきた昔ながらの開放タンク方式である。「槽場(ふなば)」と呼ばれる仕込んだもろみを絞る工程では、絞りたての新酒の味見が出来る。この段階ではやや色づいていて、炭酸も含まれているため軽いスパークリングワインの様な感じである。味も甘く非常に美味い!(ドライバーの方は残念です・・・)
柴崎酒造さんから一升瓶を頂いたので、賞品にしようと思う。日本酒が駄目な方もおられると思うので、解答提出時に希望を書いて欲しい。希望者の最上位の方に差し上げたい。
『柴崎酒造』:毎週日曜日と祝日はお休み。 0279−54−3019
6CP〜7CP

トイレあり
6CPからは再び榛名を正面に見て、裾野を上る。6CPは、榛東村で採れたブドウを使ったワインを醸造している『しんとうワイナリー』に置いた。ここも製造工程を見学できるのだが、ワインの仕込は勿論秋頃で、今は瓶詰めの工程しか見られない。団体客がいない土日は、お店におばさん一人なので、見学を申し入れるのも気が引ける・・・。 試飲コーナーもあるが、勿論運転手の方には飲ませてくれない。ワイン好きな方お土産にどうぞ。
7CP〜ゴール
7CPから更に少し登り、ガラスの製造工程の見学やガラス食器作りも体験できる『ハルナガラス』の前を右折して、ゴールに向かう。
途中左手にある『上州森のビール』にクイズを設定した(店長の許可は頂いています)。『利き酒ツアー』の最後、地ビールである。 残念ながらここも製造工程はビデオでしか見られない。それをクイズにしたので、じっくりビデオを見て欲しい。
ここの地ビールは、通年「ヴァイツェン」「アルト」「ピルス」の3種類。季節限定品の「デュンケル」もあり、今の季節は4種類味わえる。更に通常価格より100円引きの450円(300ml)である(いつまで割引かは店員さんも知らなかった)。 すべて買って帰って味わったが、それぞれしっかりした味があり、飲みやすくて美味い! ここにはドライバーさんのために(?)ノンアルコールビールもある(笑) でも持ち帰ってゆっくりと味わった方が美味しいと思う。
33図を左折して、水沢うどんの店が建ち並ぶ所を通り、林道で一気に下る予定であったが、残雪が多くキャンセル。33図を右折して県道を下る。水沢うどんは、33図を左折してすぐの所にある。うどん好きの方は是非足を延ばしてみては?
県道を下る途中にも、『切り絵緑の美術館』『おもちゃと人形の博物館』など見所が一杯ある。また、途中左手にある『鹿火屋』はTVにも紹介される名物店。今の季節「いも串」が美味い。
ゴールは、にしきのあきらも榛名山を眺めた露天風呂がある『スカイテルメ渋川』に置いた。見所たっぷりで疲れた身体を休めてから帰路に着くもよし。隣の農産物直売所で土産に野菜を買うもよし。 お疲れ様でした・・・。
食事処 これだけ見所満載なのに、食事が出来るCPがありません・・・(^_^;;。コース案内で紹介した『新洋亭』、『上州森のビール』、『水沢うどん』では勿論OKです。コース途中に食事処は多数あります。 また、蕎麦好きのある方から美味しい店と紹介頂いた『笹尋(ささじん)』が14図内に、また『せきざわ』が23図にある二つ目の信号を左折(コースとは逆向き)し、その先の信号を右折した先のセブンイレブンの向かいにあります。2/1に確認しました。