第22回 D-Wind Rally 『湯煙る浅間』−隠れ湯と浅間眺望
コース案内
スタート
スタートは、PDQMの記念すべき第1回 85年6月号『上州湯けむりの里』のスタート地点である安中市の旧キャロッセ前にある元並木ドライブインとした。 ドライブインは既に閉店し、磯部せんべいのみ販売している。 今回は特別に駐車場をスタート地点として使用させて頂く事が出来た。スタート準備が出来たら速やかにスタートして欲しい。迷惑を掛けるような行為は、絶対にしないように。
また、今回のコースは、CPに食事処が無く、コンビニも途中2ヶ所しかないので、スタート地点への到着前にお弁当などの準備をしておいて欲しい。
スタート〜1CP スタートからは、少し旧中仙道を走り、原市小学校の先を右折して北上する。秋間川沿いに進み途中ODを置いた。ODから更に秋間川を上って行く。途中秋間の簡易水道の施設が数箇所ある。この川の水が秋間の人々の生活用水になっている事が判る。
ODからの道は、途中から突然県道125号線に変わる。県道125号線は山を1つ隔てた後閑川沿いの道であるが、その道とどう考えてもつながりそうも無いのだが・・・。
更に進むとダートになる。ダートの出口の看板を見ると何と『専用林道』。県道を走っていたつもりがいつの間にか専用林道を走っている。不思議な道である。
途中、左手が開けた場所から、頂上付近だけだが浅間山が望める
この専用林道の通行許可は、高崎営林署に頂いている。事故の無いように路面を荒らさないように通過して欲しい。
1CPは、第1回PDQM『上州湯けむりの里』の1CPと同じ地蔵峠とした。
1CP〜2CP
トイレあり
2CP手前にコンビにあり
1CPから県道を下り、倉渕の村に下りる。倉渕から草津街道(国道406号線)を北上する。この道は、須賀尾峠が開通してからも、草津へのルートが中之条を抜ける長野街道(国道145号線)がメインである事に変わりは無く、交通量は比較的少ない。
途中の農産物直売所『みょうがの里』に2CPを置いた。トイレがあるので、御用の方はどうぞ。
2CP〜3CP 2CPの先を左折して、国道406号から離れ、一山越えて吾妻町の本宿でまたR406号に合流する。しばらく走った先の浅間隠温泉郷の入り口に3CPを置いた。
ここは、薬師、鳩の湯、温川の3つの温泉があり、それぞれ一軒ずつの宿がある。素直に1つの温泉にすれば良い様な気もする距離であるが・・・。 日帰り露天風呂もあるのでスタートしてすぐであるが、一息入れるのも良し・・・。
3CP〜4CP 3CPの先で国道から離れ、万騎峠を抜ける万騎林道に入る。この峠の名前は、源頼朝が万騎の兵を従えて峠を越えた事に由来する。
結構険しい峠かと思っていたが、意に反して走りやすい明るい林道である。峠に4CPを置いた。
4CP〜6CP


4CP〜5CP間コンビニあり
4CPからの下りに入ると、いよいよ浅間眺望が始まる。3CPの温泉郷の名前がそうであるように、4CPまでは完全に浅間隠山に邪魔されて、浅間山が見える気配も無かったが、4CPを出てすぐの左手に浅間が姿を現す。
その後は、林に隠れて見えにくいが、13図を過ぎてからは、カーブを曲がるたびに前方左右に浅間の姿が望める。浅間を楽しむ時は車を停めて安全な場所でじっくりと眺めて欲しい。


頼朝が宿泊したと言われている狩宿まで下り、真田氏が設けた狩宿関所跡の側を通り、その後林道で北に向かう。この林道も走りやすい道である。 林道から生活道路に変わる地点に5CPを置いた。
長野原に入り、長野原草津口駅を過ぎた先を右折し、再び国道406号に入る。コマ図17図先の小倉の村落内は、国道とは思えない道であるが、すぐに広い道に変わる。普通、峠と言えば何か石碑とかがある筈であるが、須賀尾峠は何も無い。眺望もきかないしここで立ち止まる人はいないと言うことか・・・。峠に6CPを置いた。
コマ図15図の信号にこのコースで唯一まともなコンビニがある。


6CP〜7CP

トイレあり
6CPから国道145号線を下り、温川を渡る湯川橋の手前から林道に入る。それまでの林道とはやや雰囲気が違う(ややイメージとして暗いイメージがある)道を上って行く。やや路面が荒れている箇所がある(ジャンピングスポットもあり)ので慎重に走って欲しい。峠を下ると明るく開け、大柏木の村落にでる。
三度、国道406号に戻り、大戸関所跡に7CPを置いた。
7CP〜8CP 7CPからしばらく国道406号を走り、途中から亀沢温泉方面に分かれる。
亀沢温泉も一軒宿の温泉である。日帰り入浴も可能である。ゴールまでもう少し、一息入れて気合を入れ直すのも良し・・・。
亀沢温泉前に8CPを置いた。
8CP〜9CP 8CPから短い林道を抜けて、県道54号線に抜ける。烏川沿いの道でゴール地点の二度上峠を目指す。この道は、98年マイルドセブンDRの『富岡〜北軽井沢』コースで走った道である。
その時と同じ烏川渓谷公園を9CPとした。
9CP〜ゴール 9CPからは最後のワインディングに入る。二度上峠の名前の通り、きつい上りが続く。上り終わり峠に到着すると、目の前にデーンと浅間が望める。雄大な風景である。
左前方の駐車場に上がる道が荒れてしまっているので、路駐せざるを得ないが、しばし浅間を眺めて欲しい。 時間によっては夕日に染まる浅間が疲れを癒してくれる。 お疲れ様でした・・・。
お食事処 今回、食事可能なCPは、ありません。
途中、9図先に蕎麦屋と地酒の蔵元が、11図先に蕎麦屋が、17図手前の長野原草津口駅前に食堂などがあります。
コンビニは、途中2ヶ所しかありません。2CP手前と15図信号の所です。
予め、お弁当を用意するか、断食に挑むか・・・。